日帰り入浴ができるようになった「菊池観光ホテル」に早速入浴してみた。

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2021年8月14日(土)に熊本菊池温泉にある「菊池観光ホテル」の日帰り入浴に行ってきました。こちらの「菊池観光ホテル」ではこれまで日帰り入浴は実施されておらず宿泊者のみが温泉を利用できるようになっていたのですが先日、このホテルの前を車で通過したところ、玄関前に「日帰り温泉」という立て看板が掲示されており、早速ホテルに電話して確認してみたところ日帰り入浴が可能とのことで実際に行ってみることにしました。

当日ホテルに電話で確認を取り16時過ぎに行きましたが緊急事態宣言等によるホテル休館日もあるとのことなので行く前には必ず電話を入れ確認してから行った方が良いのではないかと思います。
電話番号0968-25-2111
美人の湯と呼ばれる菊池の湯の歴史
柔らかな湯触りで美人の湯として知られる菊池の湯
源泉48℃、無色透明、無味無臭の高アルカリ泉は
美容液にもたとえられ「化粧の湯」とも呼ばれます。
その歴史は昭和29年に始まります。
(HP引用)

【アクセス】

《車利用の場合》
・九州自動車道植木ICより車で20分
・九州自動車道益城熊本空港ICより車で40分
・熊本空港より車で55分
・熊本市内より車で50分
【無料駐車場 60台】
植木ICからのルートマップ参照HP
《バス利用の場合》
熊本電鉄バス 菊池温泉行
「市民広場停留所」下車徒歩4分
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【菊池観光ホテル】

名水と菊池一族の聖地と言われる「菊池観光ホテル」

今日はこちらで日帰り入浴をさせて頂きます。

正面玄関前に運良く止める事が出来たのでラッキーでした。


これまで「菊池観光ホテル」では日帰り温泉は実施されておらず、いつから日帰り温泉が実施されたかをスタッフの方に尋ねたところ2021年8月に入ってから実施されたとのことでした。

やはり新型コロナウイルスの緊急事態宣言等による観光客激減により少しでも利用者を増やしたいという気持ちがあるのではないかと思いました。


こちらで日帰り入浴の受付を行います。

日帰り入浴料金(タオル付)
大人500円/子供300円

この料金でタオル付とは驚きでした。(利用者にとってありがたいです)


入浴できる温泉施設がいくつかあるとのことで紙を使って説明をして頂きました。

本館と東館にそれぞれ温泉施設があるようなのですが、日帰り入浴については東館のみ利用することが出来るようです。(宿泊者については、本館、東館の両方を利用できるのだと思います)

現在いる受付は本館に位置するので東館までエレベーターを使い移動していきます。


山間部にホテルが建てられているのか段々になる形で建物が作られているようです。


ロビーの一角に人力車(俥楽)が置いてありその横を通り案内に従い東館の大浴場に向かいます。

ここに置いてある人力車ですがHPで調べたところ《菊池人力車・俥楽の会》所有されている人力車ではないかと思われます。現在も使用されているのかは不明です。


本館から東館まで移動してきて大浴場がある6階までエレベーターで移動します。(直通エレベーター)


日帰り入浴には関係ありませんが「大浴場のご案内」として時間など注意書きが書いてありました。


エレベーターから降りると正面に東館大浴場への道順が記載されています。

エレベーターを降り廊下を歩いていると左手に「菊池一族」の色紙絵が歴代順(24代まで)に並べられていました。(このホテルとの関係は不明です)

菊池一族は熊本県北部(現在の菊池市)を中心に平安時代の後期から室町時代にかけての450年にわたって活躍した武士の一族が菊池一族なのだそうです。
源氏物語・蒙古襲来絵詞・太平記など名だたる書物にその足跡を刻み中央にまでその名を轟かせた九州の一大豪族だったそうです。
HP抜粋(菊池一族参照)


本日の温泉の温度が掲載されていました。(少し熱めの温度のようです)

案内通りに進んでくると東館大浴場に辿り着きました。

のれんをくぐると下足入れがあるので靴を入れます。


脱衣所全体の様子

脱衣所(T字型の配列に脱衣篭が配置されています)

使用済みのタオルは、写真右下の「使用済みタオル入れ」に入れることになります。


洗面台


小学校の健康診断(昭和時代)に使用されていたような体重計(レトロ感があって雰囲気があります)


温泉の温度が42℃~43℃あるので少し熱めのお湯ですが、温泉に浸かると肌がスベスベとなり菊池温泉が「美人の湯」と言われる理由が分かります。

大きなガラス張りが印象的で外からの日差しをたくさん取り入れられているので浴場がとても明るくなっています。(当日は雨でしたが)


洗い場は、正面6カ所と写真に写っていない左側に4カ所程あったので合計10カ所程洗い場があります。


写真左上の扉がサウナの出入り口(現在は使用中止)

サウナ入口扉前にある浴槽はサウナ用の水風呂なのですがサウナ同様に使用中止となっています。


温水が熱いのでホースを使い水を入れてくれています。

【露天岩風呂】


露天風呂は下階にあるのでこちらの階段で下へと下りて行きます。

露天風呂に行くには内風呂にある階段を使いおりることになります。

階段を下りて外に出てくると(写真奥側)一面木々の中に岩風呂が目の前に出て来て、湯量たっぷりのお湯がパイプから湧き出して来ています。足元に気を付けながら岩風呂に浸かると少し熱めではあるものの外の空気と触れながら入る露天風呂は格別です。

【まとめ】

こちらのホテルは新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の影響を受け宿泊予約を一時停止している期間があるそうで営業休止をしている期間が過去にあったり、今後も発生する可能性があるとのことでした。このことから営業休止が発生した場合は、当然ながら日帰り温泉も実施されないことになっているようでした。

今回全ての温泉施設を利用した訳ではありませんが本館にも温泉施設があるようなので次はそちらにも入ってみたいと思いました。また洞窟風呂?と言われる温泉施設もあるとのことなのでそちらも体験できたら良いと思っています。

温泉施設がたくさんあり露天風呂の雰囲気も良いことから多分これまでは宿泊者のみを対象とされていたのだと思うのですが、今回このような温泉施設を日帰り温泉で安く利用できるのはとてもありがたいことだと思いました。今後観光客が戻ってきてもある時間帯だけでも日帰り温泉を継続して貰えれば嬉しく思います。