2020年12月6日(日)に「下呂温泉合掌村」の「陶器絵付け体験」をしてきました。
下呂温泉には前日(5日)より宿泊しており帰京しなければならない6日の午前中に行ってきました。当日は電車の時間を気にしながらの体験となりましたが、家族全員満足いく体験ができました。
白川郷などから移築した10棟の合掌家屋集落で、日本の原風景を再現した合掌の里になります。
道路を挟み「合掌の里」と「歳時期の森」からなる2つのゾーンで構成されています。
『JR下呂駅前からのアクセス』
合掌村線「合掌村・下呂交流会館」行き乗車後、「合掌村」下車
大人100円/小人50円
【下呂温泉街より徒歩で合掌村へ】
「阿多野橋」付近から徒歩で「下呂温泉合掌村」まで行きます。
「阿多野橋」から徒歩5分程で到着しました。
「下呂温泉合掌村」は高台にあるので、下呂温泉中心街からはずっと坂道を歩いてくることになります。
「いでゆ朝市」(公式HP)(下呂の特産や飛騨の名物が集まる朝市)
※冬季以外は毎日開催されており(8時~12時)期間中は無休で入場無料
「いでゆ朝市」のお店の前を通過し、こちらから「下呂温泉合掌村」へ向かいます。
朝市駐車場とこちらの駐車場を合わせて150台(無料)駐車可能
【下呂温泉合掌村】
「下呂温泉合掌村」の入り口
こちらで入場料を払います。
入場料には「GoToトラベル共通地域クーポン券」は利用不可
割引券、クーポン券がある場合は、10%引きになるようなので入場券を購入の際、忘れずに提示しなければなりません。(団体料金になります)
当日はこちらの「しらさぎ座」で津軽三味線の演奏が行われていました。
午前中の3回のみ(10時、11時、12時)
「旧大戸屋住宅」(国指定重要有形民俗文化財)
切妻合掌造り茅葺屋根、間口21m、奥行12.3m、高さ13mと合掌造りでは最大級のものです。棟札には、この「大戸屋」の建築は天保四年(1833年)から弘化三年(1846年)までの13年間という長い年月を費やしたことが記されています。(公式HP抜粋)
【体験施設「飛騨工房」】
赤丸の場所が、陶器絵付け体験できる「飛騨工房」になるんですね。
入口から約200mぐらいの場所にありますよ。
常設体験施設「飛騨工房」
こちらの施設では【陶器の絵付体験/ロクロ体験/和紙の絵漉き体験/旅の足跡板】ができます。
入口では新型コロナウイルス感染防止対策としてアルコール消毒液が設置されています。
体験料の支払いにはGoToトラベル共通地域クーポン券を利用することが可能です。
入口を入ると各体験毎に列が区切られており、自分だけのオリジナルデザインの陶器などを作ることができます。
こちらで「陶器絵付け体験」の受付を行います。
受付の際、出来上がった焼き物を発送する為の「ゆうパック」伝票に住所を記入しなければなりません。
どの素焼き陶器に絵を描くのかこの棚の中から選びます。(皿、マグカップ、湯のみなど)
素焼きの陶器を選び終わるとスタッフの方からの説明があります。
丁寧に教えて頂けるので子供達でも安心して体験できます。
絵付けをする前にまずは素焼きの陶器に鉛筆で下書きをします。
間違った鉛筆書きの部分は、スポンジを使い消すができます。
鉛筆で書いた部分は、焼き窯に入れ焼き上げると消えてしまうので問題ないようです。
下書きが終わるといよいよ色を入れていくことになります。
色は4色のみで「茶色・緑色・ピンク色・青色」を4本の筆を使い、それぞれの色に対し1本ずつ使っていきます。
陶器に対し鉛筆で下書きをしていきます。
自分が書きたいサンプル絵(スマホなど)を見ながら素焼きの陶器に下書きをしていきます。
下書きを間違ってもスポンジで消すことが出来るので安心して書くことができます。
下書きを終えると、今度は筆を使い色を入れていきます。
下書きで書いた鉛筆を基準にして色を入れていくので安心して塗ることができます。
濃く塗りすぎると焼き上げた後に色が剥がれる可能性があるので注意が必要です。
素焼きの陶器に絵付けが終わったので写真を撮ってみました。
絵付けした作品は、しばらくの間乾燥させなければならない為、ガラス棚に保管されます。
実際に焼きあがった作品が約1ヶ月半後に送られてきました。
焼きあがると陶器が縮む為、合掌村で見ていた大きさより小さくなっていました。
作品の裏面には日付、地名、名前などをいれました。
※今回の内容はYouTubeチャンネルでも紹介をしておりますので、ぜひご覧ください※
【まとめ】
当日は、電車の時間があったため、体験施設のみとなり合掌家屋集落の見学や食事処、子供がやりたかった「森のすべり台」などができず非常に残念な訪問となってしまいましたが、「陶器の絵付け体験」が非常に楽しく、焼きあがった陶器が思い出となり実用品として使えるのでとても満足いく訪問となりました。
合掌村は、丘陵地にあるのでアップダウンがあり、谷川にある「合掌の里」、山側にある「歳時記の森」を行き来しなければならないので少し歩くのに大変なのではないかと思いました。
またこの丘陵地にはたくさんの木々、草花があるので季節毎(春の桜、秋の紅葉)によるお花を散策路をめぐりながら楽しめるのではないかと思います。