2024年10月14日(月)羽田空港の第2ターミナルへとやってきました。本日は羽田空港から阿蘇くまもと空港までANA641便(8時15分発)を利用して向かう事にします。
目次
【羽田空港 第2ターミナル】
仕事が終わり第1ターミナルから第2ターミナルへと移動してきました。仕事が終わったのが7時15分頃だったので出発まで残り1時間になる計算となります。
既にオンラインチェックインが完了している為、保安検査場を15分前に通過すれば良いのであまり焦ることなく第2ターミナルへと移動してきました。
第2ターミナル中央にある吹き抜け構造のエスカレーターを使い出発階である2階へとあがっていきます。
出発階にあがってきたところにフライトインフォメーションディスプレイがあったので出発時刻と搭乗ゲートを今一度確認してみます。(オンラインチェックインの際スマホ画面に表示されているので何となくは知っていましたが)搭乗ゲートは506番ゲートとなっているので、沖止め決定です。
先程の吹き抜け部分を中心に北側(国内線)と南側(国内線・国際線)に分かれているのですが、今回506番ゲート(バスラウンジ)は北側エリアになるのでエスカレーターをおりた後、左側へと進んで行きます。
【保安検査場を抜けてゲート(バスラウンジ)へ】
一時期、こちらの行先表示板(ディスプレイ)は撤去されていたのですが再び復活となりました。
スマホ等でもフライト情報を入手することは可能ですが、空港に来たらやっぱりこの大きな電光掲示板は個人的にはあった方が良い気がしていました。
7時30分頃のB保安検査場は空いておりスマートレーンを導入していることもあり直ぐに通過する事ができ保安区域へと入ってきました。表示板にある「バスラウンジ」へ向かい進んで行きます。
こちらのバスラウンジからは現在「サテライト行き」のバスラウンジと兼用となっておりひっきりなしにバスラウンジへ向かう旅客の方達でいっぱいでした。
広いバスラウンジには46番~48番サテライト行きバス乗り場(案内板設置)と兼用しているので案内板手前の通路を右側へ進んで行かなければなりません。バスラウンジ(沖止め用連絡バス)とサテライト行きバスと混同してしまう可能性があるので注意が必要です。
バスラウンジには「ANAFESTA」の売店があるのでお土産や飲み物などこちらで購入することも出来ます。
こちらの店舗「ANA Hangar bay Kitchen」では、ハンバーグプレートやカツカレーなどしっかりとした食事から軽食やドリンクなども提供してくれるお店なのでお腹が空いた時に重宝しそうです。
写真付きの看板メニューがあるので商品のイメージがつかみやすく注文しやすいのではないかと思います。
購入した商品はこちらのテーブルで食べたり飲んだりすることができます。(店舗近くにあり)
バスラウンジにはゲート500番~ゲート513番(サテライト行きで使用)までがアサインされておりこちらから沖止めに駐機している飛行機へと連絡バスで向かう事になります。現在のところ、7時台から8時台は沖止め便がたくさんあり週末や繁忙期間中、ごった返すほどの旅客でいっぱいになるようです。
バスラウンジに到着後、しばらくすると搭乗開始となり、連絡バス4台を使い飛行機まで運んでいるとのことでした。グループ3の案内が始まりしばらく経って搭乗ゲートへ向かったので殆ど最後の案内グループとなってしまいバス3台目に乗車する流れとなりました。(60人ぐらい乗車)
【ANA641便(JA622A)】
沖止め83番スポット(機体番号JA622A)までバスでやってきました。
タラップ車のトップエリアに小窓があったので乗車してきた連絡バスや飛行機の様子をパチリしてみました。沖止め便は少し面倒なところはありますが外の空気が吸えたり、タキシング中の飛行機などを近くで見ることが出来るので個人的には好きです。
34K座席
最終的に34Hの座席には誰も来なかったので圧迫感なく過ごすことができ、また容易に通路に出る事ができる為、好きなタイミングでトイレに行けるのでラッキーでした。
34Kの座席からみた搭乗中の様子
B767ー300の機材(JA622A)にはモニターが搭載されている飛行機でびっくり
搭乗途中機内アナウンスで「Wi-Fi」サービスは実施しない旨のアナウンスが数回流れていました。モニター搭載機材なので「Wi-Fi」サービスが不要なのか、はたまた故障なのか不明でしたが少し残念ではありました。
身長168cmの人物が座った場合、前席とのシートピッチはご覧の通りです。かなりゆったりとしていて窮屈感は全くありません。
こちらのモニターを使い人気ドラマやバラエティ番組、オリジナルの音楽番組や搭乗している飛行機のフライト情報などのエンターテインメントを楽しむ事ができます。
利用する場合(音を聞く場合)イヤホンが必要となるので持ち合わせていない場合、客室乗務員(CA)に伝える事で貸し出してくれます。
定刻通りにスポットを離れ離陸滑走路であるRWY04へとタキシングしていきます。途中国際線第2ターミナルの横を通過して行きますが国際線の飛行機と言うこともあってか機体サイズが大きい飛行機が目立ちます。
8時30分過ぎにRWY04より離陸
離陸し右旋回した事で羽田空港全体を見渡す位置に飛行
離陸し数分後、せっかくなのでモニターを触ってみる事にしましたがイヤホンがないのでフライト情報を表示してみることにしました。
離陸し約15分が経過したあたりでドリンクサービスが始まりました。
ホットコーヒー
ドリンクのお替りを案内されていたので遠慮なく「ANAオリジナルビーフコンソメスープ」を頂きました。この時に気づいたのですが、トレイを倒さずともカップホルダーのみを利用できる事が判明しました。この方が前面に空間ができ良いと思いました。
【扉が故障しているトイレへ】
ドリンクサービスのカートが前方にいった隙をみて機体後方にあるトイレに行く事にしました。
機体後方のギャレー(ドリンクサービス中なのでいくつかトレーが出されているようす)
トイレ(「あき」の表示になっていることを確認しドアを押し込みます)
トイレの中に入ると一瞬、狭っ、と思うような光景といつものトイレのスペースではないというのが最初の印象となり、何かおかしいという思いがあり何が違うのかというと写真のように扉が全開に開いており入口を塞ぐような形で扉が開いていのでした。
仕方なくこの扉を元の位置に戻し扉をロックしようと思い、グイっと扉を押し込むのですがロックされる部品のストッパーが壊れているようで強く押し込んでもロックがかからず、いわゆる故障している状態なのだなぁと思いました。
推測ではあるのですが、地上にいる時にはしっかりとロックがなされており扉は閉まっていたのかもしれませんが、離陸するまでのタキシング中もしくは離陸したタイミングなどの揺れで自然に扉が開いた状態になったのではないかと思いました。
また先程の扉の上部(鏡の扉)も同様に全開に開いており、さらに右側下にあるペーパータオルのストックが床に落ちている状態でした。こちらも自分で扉を閉めたのですがロックがかからず、隙間がありつつもロックがかからない状態で閉めておきました。
そんなこんなの状態で用を足して外にでることになりましたがこんな事もあるのだなぁと思う出来事がありました。座席に戻る途中、CAさんと出会うことがあれば報告をしようかと思っていたのですが生憎、ドリンクサービスの途中だったということもあり報告するはことができませんでした。
こちらの洗面台では、お湯も出すことができ、蛇口を一回押すことで数秒間、水やお湯が出てくれるので便利に手を洗うことができました。過去に搭乗した違う機種では、常時蛇口を押していなければ水やお湯を出すことができずに非常に使いづらい蛇口(機種)がある記憶があります。
【いよいよ熊本上空へ】
九州上空へ入ったタイミングで雲の中に突入し、数分間雲の中に入っており外の景色が見えてきたタイミングでは既に熊本上空を通過し有明海近辺まで飛行してきている状態でした。
有明海上空に差し掛かった辺りで東の方向へ進路を変更し旋回するのですがその旋回のタイミングで島原半島がとても綺麗に見えてきました。
着陸する3分~4分前、熊本動物園(江津湖)が見えてきました。
モニター表示を前方カメラに切り替えたところ滑走路の位置を見る事ができました。
定刻のほぼ10時に阿蘇くまもと空港に着陸
スポットにブロックインするまでの様子も前方モニターで見る事ができます。
左窓側2列、中央3列、右窓側2列の構成の機体でした。
【阿蘇くまもと空港】
2023年3月23日に阿蘇くまもと空港は新ターミナルとなりターミナル内はとても綺麗です。
受託手荷物を返却するターンテーブルは全部で3か所あり、今回搭乗したANA641便については2番テーブルで返却されていました。(今回預けた荷物はなかったのでそのまま出口へ進みました)
ターンテーブルを過ぎた通路には壁一面熊本の見どころの写真がたくさん掲載されていたりと熊本に関する情報を入手できるのではないかと感じました。
到着時間を示すディスプレイにはフライト名の横にくまモンキャラクターが表示されておりお出迎え感があり嬉しく思います。
【そらよかエリア】
レンタカーを予約していたのでレンタカー送迎車のりばまで向かうのに、まずは到着口を出て左手に向い「そらよかエリア」へと進んで行きます。
「そらよかダイニング)」は、まだまだ進展途中であり、これまで保安区域外での飲食店が少ないという要望が数多くあったようで当初予定していた、全オープンを待たずして現在数店舗ずつ開店していっているようです。
2024年4月にオープンした「格之進ハンバーグ」(国産牛肉と岩手県花巻市のブランド豚「白金豚」を使用し、格之進の自家製「オール岩手の塩麹」で漬け込んだ究極の無添加ハンバーグを提供)
2024年10月4日にオープンした「ロイヤルホスト」
こちらにもくまモンがお出迎え。
「ポーたま」(ポークランチョンミートと玉子焼きをごはんと海苔で挟んだ沖縄の家庭料理を提供)
「そらよかダイニング」エリアの一部はまだ店舗が出来ておらず現在は自動販売機がありフリースペース的なエリアとなっているようです。
「そらよかダイニング」の通路を超え外に出てくると広大な敷地(そらおかパーク)が左手に見えてきます。訪問した日はまだ工事中の為、残念ながら敷地内に入る事ができず通路上から眺める感じとなりました。(一般公開は2024年10月26日~)
「そらおかパーク」の中央付近には「KUMAMOTO」のアルファベットがあり、その横にはくまモンがこちらを向いており、通路を通る観光客の方達は、記念に写真を撮られる方がたくさんいました。
レンタカー乗り場の案内板があるので矢印の方向へと進んで行きます。
さらに通路横には、団体バス/観光バス乗降場があり、この当日は海外から来た旅行者の方達用のバスのように見受けられました。
団体バス/観光バス乗降場を反対側から見た写真
こちらの舗装されたエリアには、新ターミナル工事期間中、仮設ターミナル(プレハブ)がこのエリアに建っており、フードコート、お土産売り場として運用されたいた跡地となります。
大手レンタカー会社の送迎場所
大手以外のレンタカー会社の送迎場所&民間駐車場送迎場所
空港周辺の民間駐車場に自分の車を止めて(地元の方が空港利用時)駐車場から空港まで送迎して頂ける民間送迎車乗降場
【まとめ】
3連休最終日の羽田出発便(ANA641便)でしたが機材が大きかったという事もあってか隣席に人が来ることがなくゆったりとフライトを楽しむ事ができましたのは良かったと思います。
飛行途中のトイレの扉には少しびっくりしましたがあんな事もあるのだなぁと思いましたが、トイレ使用中に飛行機が大きく揺れ扉の開閉でケガをするようなこともあるのではないかと思うと少し危ないなぁと感じました。
阿蘇くまもと空港は、国際線の就航も順調のようでコロナ前以上の旅客数を扱っているとのニュースを見たことがあり団体バス/観光バス乗降場所に数台のバスが停車していたことから観光需要で賑わっている感じが見受けられました。
「そらよかダイニング」エリアのレストラン問題については、これからいろんな店舗が入店するようで、旅行客以外の訪問者がいつでも利用できるような環境が整う事を期待したいと思います。