2024年12月8日(日)山梨県笛吹市にある「大江戸温泉物語 ホテル新光」の日帰り温泉(ディナーバイキング付き)に家族で行ってきました。東京から高速道路を使い1時間30分程度で行くことが出来るのでドライブがてらで行く事ができ、さらに本格的な温泉や品数が多い料理を頂くことができるも魅力的だと思いました。
【アクセス】
《車の場合》中央自動車道 一宮御坂インターチェンジより約10分
※駐車場代:無料
《電車の場合》JR中央本線 JR石和温泉駅より無料送迎バスで約10分または徒歩約15分
※無料送迎バスについては宿泊者のみ利用可能(予約不要)
【大江戸温泉物語 ホテル新光】
東京から車で1時間30分程で石和温泉エリアにやってきました。駐車場はホテル周辺に数カ所あるようでホテル横をゆっくりと進んでいるとスタッフの方が手招きをして頂き駐車場へ案内して頂きました。(駐車場代:無料)
こちらが「大江戸温泉物語 ホテル新光」の正面玄関となりホテルに到着した時刻が15時ということもあってか宿泊者の方もしくは日帰り入浴の方達が一同にホテル内に入って行く様子を見て、日曜日なのに結構来客がいるのだなぁと思いました。
ホテル内に入った後、まずはチェックインカウンターで「日帰り入浴付きディナーバイキング」の清算(受付)を行います。
ディナーバイキングの時間は前半の17時00分もしくは17時20分から選択できるようでしたが、予約時に17時00分でお願いしていたのでそのまま変更せずに17時00分の回でお願いしました。
チェックインカウンターで頂いた「請求書兼明細書」がディナーバイキング(レストラン受付時)に行った際に、必要となるので絶対に無くさないようにしなければなりません。
「日帰り入浴付きディナーバイキング」プランには、フェイスタオルとバスタオルがセット(料金込み)になっているので自宅から準備して行かなくても良いのが嬉しいです。(手ぶらでOK)
(入浴終了後は、チェックインカウンターでバスタオルのみ返却が必要)
ディナーバイキング(17時00分)まで2時間弱あるのでまずは大浴場へと向かいます。
【大浴場(大黒天の湯)】
チェックインカウンター横の通路に大浴場(大黒天の湯・布袋の湯)へ向かう入口があります。
入替制を導入しているようでこの当日は、男性(大黒天の湯)、女性(布袋の湯)に分かれていました。
大黒天の湯の暖簾をくぐると下駄箱の横に「大黒天様」がお出迎え(入った瞬間少しびっくり)
ずらりと並んでいる洗面台(ヘアードライヤー、化粧水、ヘアトニック、ヘアリキッドなど)
脱衣所にはたくさんの脱衣篭がありますが、ロッカータイプはないので貴重品は貴重品入れに入れる事になります。
洗面台の横には、冷水機(麦茶、冷水、煎茶)があり、髭剃り、ヘアーブラシ、ヘアーキャップが準備されており、脱衣所の真ん中には休憩ができるように畳ベンチが設置されています。
日帰り入浴の方には必要な「貴重品入れ」
(ロッカータイプの脱衣BOXがなかったので安心)
洗面台前にある脱衣スペースとは別に少し入り組んだ所にもう一つ脱衣エリアがありました。
ベビーベットもあるので赤ちゃんと一緒の場合も安心して入浴が可能
「大黒天の湯」の大浴場
とても広々としており写真左側にも大きめの大浴場があります。湯温は少し熱めであまり長めに入れるような湯温ではありませんでした。
半露天風呂といった感じの露天風呂(壁の右側には足湯の他日本庭園が広がっているイメージ)
露天風呂は、岩を散りばめた設計となっており和をイメージした造りになっており、訪問した月が12月ということもあり少しヒンヤリとした外気温と少し熱めの湯温で気持ちよく入浴ができました。
「布袋の湯」の大浴場
石造りをメインとした大浴場
木の格子からは日本庭園が見え、夜になれば夜空を眺めながらのおしゃれな入浴もできるのではないかと思います。
【休憩場所】
お風呂から上がって来た後、ディナーバイキングまで少し時間があったので1階にあるロビーで少し休憩をして時間調整です。ロビーにはゆったり寛げるソファー席の他キッズスペース、高性能マッサージチェア(有料)などもあり団欒しながら待つ事にします。
ロビー横のドアからは日本庭園にでることができ、さらに日本庭園には「足湯」もあるので「足拭きタオル」をもって体験することも可能です。
ホテル玄関前からは想像し難いぐらいの立派な日本庭園があり、またしっかりと手入れがされておりこれだけ広い庭園を維持するのには大変なのではないかと感じました。
さらに大きな池もありその池には大きな鯉やマガモがいてとても賑わっており、鯉に餌を与える事もできホテル内で餌の販売が行われています。
【ディナービュッフェ】
予約(17時00分)していたディナーバイキングの時間になったのでレストランがある2階まで上がってきました。
レストラン受付では、チェックインカウンターで受け取った明細書を見せるとテーブル番号が記載されたプレート番号(A4)及び利用時の説明用紙を頂きます。
レストラン入口には、座席一覧表が掲示されているので指定されたテーブル番号を確認した後、テーブルまで進んだ方がスムーズに行けるかもしれません。
ディナーバイキング開始時間と同時に来店したこともありたくさんあるテーブルには、人の姿はありませんでした。
A4テーブルは、料理台がある一番近い位置だったので料理を取りに行くには短時間で行き来することができるので便利な位置に案内して頂けたのではないかと思いました。
ビュッフェ料理は真ん中にアイランドテーブル2カ所と、その周辺にカウンターテーブルがありその上に料理がずらりと並べられているイメージとなります。
アイランドテーブルの一つに「ほうとう鍋」のコーナーがあり、五徳や敷板などを自分のテーブルに持って行き準備し固定燃料に火をつけて熱々の「ほうとう鍋」を頂くことができるようなスタイルになっています。
「ほうとう鍋」に入れる具材は全部で8種類準備されており好きな具材を鍋に入れていき自分好みの「ほうとう鍋」を作る事ができます。
出汁は2種類準備されており「醤油出汁(写真には写っていません)とほうとう出汁」がありましたが、ほとんどの方が《ほうとう出汁》を選ばれているようで2壷あるうちの右側の壷《ほうとう出汁》の出汁はなくなっていました。
家族全員が「ほうとう鍋」を食べるということもありテーブルの上は鍋だらけになってしまい少し手狭になる感じでしたが固形燃料に点火し10分程待つと「ほうとう鍋」の出来上がりです。
「ほうとう鍋」は直接鍋から食べるのではなく、取り皿に具を移しながら食べていかないと熱くて口を焼けどするので注意が必要です。
甲州名物「鳥もつ煮」
「ほうとう鍋」とは別にさらに「海鮮釜めし」も準備されています。
「海鮮釜めし」は「ほうとう鍋」とは違い、食べれるようになるまでには30分以上時間を必要とするため、他のビュッフェ料理を取りに行く前にまずはこちらの「海鮮釜めし」を準備することをお薦めします。
「海鮮釜めし」の具材には白身魚、アサリ、しめじなどが入っているようです。
固形燃料に火をつけて約35分(蒸らし5分程度含む)経過したので蓋を取ってみると良い感じで出来上がっていたので早速お茶碗に移し食べて行きたいと思います。量としてはお茶碗2杯分あり「海鮮釜めし」を食べる頃にはビュッフェ料理をかなりたくさん食べていたので結構お腹一杯で苦しくなりました。
もつ鍋
サラダ各種
おしゃれなガラススプーンに盛り付けてある「サーモンのユッケ風マリネ」
盛りだくさんな量を提供してくれている「マグロの造り」&「甘えび」
トラウトサーモンの握り
炙りしめさば握り
イカ握り
蒸し海老握り
厳しい認定基準に合格した豚肉だけが名乗れる「甲州富士桜ポーク」を使った料理
「筑前煮」「蓮根きんぴら」
「あおさのみそ汁」「ご飯」、漬け物各種
ライブキッチンコーナー
「サーロインステーキ」(オリジナルステーキソース)
※桃とパイン果汁で自然な甘味を出し、玉ねぎ、にんにく、生姜、椎茸を使用したこだわりのソース
和風の高級そうなお皿に「サーロインステーキ」が2枚と付け合わせが盛り付けされています。
(牛脂等を注入した加工肉を使用)
お肉はとても柔らかく、オリジナルソースと一緒に食べるサーロインステーキは食べ応えがあり何回もお替りをしたくなる絶品なステーキです。
ライブキッチンの天ぷらコーナーでは左側から「エビの天ぷら」「天ぷら稲荷ずし」「さつまいもの天ぷら」「ピーマンの天ぷら」の4種類を提供
天つゆ用にポットが準備されているのですが飛び散り防止用に高さが調整されており安心して注ぐことができます。
揚げたてということもありサクサクとしており大人気の天ぷらコーナー
「上海焼きそば」「シンガポール風ガイトート」
「シンガポール風ガイトート」は手羽先のようなお肉ですが少し食べづらくて少し苦戦をしながら食べました。
写真右側の料理「カニのクロケット」
「鶏の唐揚げ」「ナチュラルカットポテト」
子供から大人まで好きそうな料理の品々
「麻婆豆腐」
「黒酢酢豚」
「中華玉子 蟹あんかけ」
「アップルパイ」
【デザート・フルーツ】
上段「パンプキントライフル」「ストロベリームース」
下段「ガトーショコラ」「さつまいものズッパイングレーゼ」「わらび餅」
一通りデザートを取ってきました。サイズがプチデザートということもありペロリと食べれました。
上段「フローズンパイン」「フローズンマンゴー」
下段「ライチ」「杏仁豆腐」
満腹になっているお腹に優しそうな杏仁豆腐
別の冷蔵庫にある「プリン」
アイスクリーム
自分でカップに入れるタイプのソフトクリーム
【ドリンクコーナー】
ドリンクサーバーとアイスディスペンサーがそれぞれ2機設置されているので混雑時でも、さほど並ばなくても回転が早そうな気がしました。
ドリンクサーバーの品目にもウーロン茶はありましたが、それとは別にウーロン茶専用ディスペンサーもありました。その他、冷水、麦茶、煎茶用のディスペンサーもあります。乳幼児用にベビーフードを温めることができる電子レンジも備わっています。
ホットコーヒーは、豆を挽いて抽出するマシンではなく、タンクタイプから入れる方式でした。
混雑時はこのタンクタイプの方が素早くコーヒーをカップにいれることができるので個人的には嬉しいです。
アメリカンコーヒー
【設備】
他の大江戸温泉物語でも同様のようですが、食べたお皿を返却できる「食器返却口」がありとても便利だと思います。スタッフの方が効率よく動けるように食べたお皿は、お客さん自身でテーブルの上を片付ける事ができます。面倒かもしれませんが、スタッフの方が片付けるのも待つより自分たちでてきぱき処理した方が良いと思います。
【まとめ】
大江戸温泉物語では「日帰り温泉とディナーバイキング」をセットとしたプランが提供されておりこのプランを初めて利用することにしました。大江戸温泉物語では、地場の郷土料理(石和温泉の場合は「ほうとう鍋」)を使った料理などが提供されており都心のホテルで開催されているバイキング以上に料理の種類がとても豊富にあり、さらに温泉にも入れるのがとても良いのではないかと感じました。本来であれば宿泊をして温泉、食事となれば一番嬉しいのですが、週末となると宿泊料金が高く設定されており、なかなか訪問するには敷居が高くそんな中、HPをみていたところ日帰りでも楽しめるプランがあり早速訪問してみることにしたのでした。
温泉についても22時まで入浴すれば24時までは利用できるようなので食事をした後でも再び入浴することができるのも魅力的ではないかと思います。(流石にこの時間まで入浴していると家に帰りたくなくなり宿泊したくなりそうな気持になりそうです)
今後も他の大江戸温泉物語の「日帰り温泉とディナーバイキング」に行ってみたいと思います。