2020年7月、家族で草津温泉旅行に行った際、湯畑周辺を観光してきました。
宿泊した「喜びの宿 高松」(宿泊記)から湯畑まで徒歩4分程で行ける事が出来る好立地の場所にあり、簡単に行けるのがとても魅力的でした。
湯畑周辺の観光をする為に子供達を誘ったのですが硫黄の臭いが苦手の様子で拒否されてしまい、妻と二人で散策に出かけたのでした。なんの為に温泉宿(草津温泉)に来たのかわかりません。
当日は、雨が降っていたのですが散策する時間帯になると雨が止んでくれて傘いらずで観光が出来たのでラッキーでした。
今回は、湯畑周辺を散策した様子を紹介したいと思います。
【草津温泉・湯畑】
湯畑を中心とした観光マップ
草津温泉のシンボル名勝「湯畑」の由来が記載されています。
52℃の温泉が毎分4、040ℓ湧き出しているのだそうです。
2017年10月文部科学大臣から国の文化財である名勝に指定されています。
観光客用にフォトスタンドがありスマホやカメラを置き良いアングルで撮れるようになっています。
この周辺に来ると硫黄の匂いが漂ってくるのがわかります。
やはり子供達を連れてこなくて正解だったような気もしました。
湯滝前にある足湯「滝の湯」
24時間無料で自由に入れる足湯なので、目の前に見える迫力ある湯滝を見ながらゆっくりと浸かるにはちょうど良いと思います。
湯壺はエメラルドグリーン色でとても綺麗です。
湧き出た湯は中央にある7本の湯樋を通って自然に温度が冷まされ(それでも50℃以上はあります)湯滝を轟音とともに流れ落ちてきます。
この後、パイプを通して共同浴場や様々な宿に運ばれていくのだそうです。
7本の湯樋が集約されて1本の樋に集約され湯滝となって流れていくのがわかります。
木樋を流れる源泉から出た湯気がモクモクと湯けむりとなっていて幻想的です。
草津温泉の湯畑の標高が1,156メートルあるとはびっくりしました。
夏であっても涼しいはずです。
江戸時代にこの場所にあった共同浴場を再現した「松乃湯」なのだそうです。
こちらも24時間無料で自由に入れる足湯なのでゆっくりと入れてリラックス効果間違いなしです。
但し、現在は3密を回避する為、座る位置を制限されています。
主要源泉の一つである「湯畑源泉」
白い湯煙と硫黄の臭いがし、目を凝らしてみるとブクブクと源泉が湧き出ているのが分かります。
湯畑の「ゆもみちゃん、こもみちゃん」なのだそうです。
機会があれば一緒に撮影をするのも良いかもしれませんね。
草津温泉町内巡回バスのバス停「湯畑白旗の湯前」
運賃は1回利用に付き100円
【草津温泉・白旗源泉】
硫黄分が強く白濁している「白旗源泉」
小さな泡が湧き出てきています。
こちらの源泉は共同浴場「白旗の湯」や周辺の宿に供給されているそうです。
【草津温泉・御座之湯】
「草津温泉・御座之湯」
こちらの温泉では、2種類(湯畑源泉・万代源泉)の源泉を楽しむことが出来るのだそうです。
泉質の違いを体験するのも面白そうですね。
料金:大人600円/子供300円
「三湯めぐり手形」を購入すると御座之湯・大滝乃湯・西の河原露天風呂をリーズナブルに入ることが出来ます。
有効期限なしで大人の場合500円もお得になるので時間がある方は一度挑戦するのも良いかもしれませんね。
【草津温泉・白旗の湯】
無料共同浴場「白旗の湯」
営業時間5:00~23:00
草津温泉内で最も大きな共同浴場で地元の人の生活のために設置されたお風呂な為、常識あるマナーを守って入浴するようお願いしたいものです。
※午前中を中心に掃除があるので入浴する際には注意が必要です。
【草津温泉・千代の湯】
無料共同浴場「千代の湯」
営業時間5:00~23:00
「時間湯」ができる浴室も設置されているのだそうです。
※午前中を中心に掃除があるので入浴する際には注意が必要です。
【草津温泉・熱乃湯】
「草津温泉・熱乃湯」
熱乃湯では「湯もみと踊り」のショーが開催されており、湯もみの体験コーナーなどもあり草津温泉の伝統を実感できると思います。
観覧料金 大人600円・小学生300円
公演時間 9:30/10:00/10:30/15:30/16:00/16:30
※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から「お客様体験コーナー・湯もみ体験・ゆもみくんショー」は現在休止となっています。(2020年7月現在)
HP写真引用
「湯もみと踊りショー」
【草津山・光泉寺】
白旗源泉の裏手に「真言宗豊山派・草津山 光泉寺」に行く石段があり上ると本堂・釈迦堂・不動堂があります。
石段を上る途中看板に「近年、色々なことで一番を目指すみなさま、遅咲きながらもう一度花を咲かせたいと願うみなさまのお寺として人気のあります光泉寺を参拝していただき、良い旅の思い出の一つになりますように」と書かれていました。
石段を上る途中「鐘楼堂」があり一打100円で打つことができるようです。
但し強打・連打は禁止です。
「釈迦堂・遅咲き如来」
「今まであまり花を咲かせられなかった方々、これからもう一度花を咲かせたいと願っている皆様、是非お参りし、願いを叶えていただきますよう祈念申し上げます」と看板に書かれていました。
これからも何かチャンスがあるかもしれないのでしっかりと祈願しました。
草津温泉の高台にある真言宗豊山派寺院の「本堂」
日本三大薬師の一つに数えられているそうです。
名湯草津温泉に浴し身も心も清浄になった喜びと感謝の姿をあらわす「湯浴み弁財天」
参拝した後、高台から下界をみると湯畑全体を見渡すことができます。
湯畑にはセブンイレブンがあるので便利です。
草津名物 温泉まんじゅうを販売している「本家ちちや 湯畑店」
湯畑周辺にはいろんなお店が出店されています。
【まとめ】
今回草津温泉には14年ぶりに来訪しましたが、今回のコロナ禍であるにもかかわらず観光客の方達がたくさん来ており人気の高さが分かりました。
湯畑を中心に周辺には、お土産屋、レストラン、雑貨屋、さらに各源泉や寺、共同浴場などがあり見どころたくさんの観光地なのではないかと改めて思いました。
コロナ禍で、現在は湯もみ体験などできない状況になっていますが、次回来るときには是非草津温泉を体感する意味も含めて体験してみたいと思いました。
また無料の共同浴場もあることから、宿泊施設の温泉に入るだけではなく泉質の違いなども体験できるとさらに草津温泉を満喫できるのではないかと思っています。
一度は、雪景色の草津温泉も見てみたいので雪が降る冬場に来れることを期待したいと思います。