夕陽を浴びながらの有明フェリーに乗船(長崎~熊本までたったの45分)

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熊本へ行くのに長崎空港からレンタカーを借りて島原(多比良港)から就航している有明フェリーを使い熊本へ上陸してみました。(2021年10月25日)

九州の地図を見ると長崎県島原半島から熊本県はフェリー(45分間)を利用することで意外に近いのではないかという考えからこのようなルートで熊本へ行く事にしたのでした。

①長崎空港から熊本城まで高速道路を使った場合(2時間25分/177km)
《九州横断自動車道/長崎大分線~九州縦断自動車道》
高速料金 長崎自動車道大村IC~九州自動車道北熊本スマートIC(¥4050

【今回利用したルート】

②ー1
・長崎空港~多比良港まで一般道走行をした場合(1時間10分/47km)
《国道34号~国道57号~国道251号》
②ー2
有明フェリー(45分)《多比良港~長洲港》
車両4m未満(¥2060)運転者1名含む
車両5m未満(¥2500)運転者1名含む
乗船のみの場合(¥450
《時刻・料金》については有明フェリーのHPで確認願います。
②ー3
・長洲港~熊本城まで一般道走行の場合(1時間/36km)
※各所要時間グーグルマップ調べ

①の高速道路を使用した場合は、高速料金がかかりますが目的地である熊本城までは早く着く可能性が高いと思われますが高速道路を通るルートの場合、必然的に遠回りになる為、ガソリン代も増える事になります。但し乗車人数が増える事でガソリン代+高速料金を割り勘できる可能性がある為料金的にも安くなる可能性はあると思います。

②のフェリーを利用した場合は一般道を走行する為、時間帯によっては渋滞につかまり思うように進めない可能性がありさらにフェリー乗り場についてもタイミングよくフェリーの時間に到着できないとしばらく待つ事になる為時間がかかる可能性はあると思われます。
またフェリーの場合、車の全長により料金に変動がある為、全長が長い車の場合料金が嵩む事が予想されます。但し、フェリーに乗船中は船内でゆっくりと休憩が出来るのは非常にありがたいと思います。

(結論)長崎空港から熊本城まで急いで行きたいのであれば高速道路を使い陸路で行く。その代わり料金がかかる可能性あり。時間がかかっても良いのであればフェリーを使って行く方法もあり。この場合料金は安くおさえることが出来る可能性はある。

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【有明フェリー乗り場(多比良港)】


有明フェリー(多比良港)のりば

17時15分のフェリーに乗船する予定でしたので何とか30分前に到着することができました。


車の場合「料金ゲート」にそのまま入り乗車している状態で精算をします。(車から下車せずに済むので非常に便利でした)

今回のレンタカーの場合、全長が4m未満だったので2060円(車両+運転手1名)で乗船できました。(てっきり全長5m未満車両だと思っていたので割安になって助かりました)


受付の際に12番レーンに止めるように指示を受けたので12番レーンに停車させました。


小さなフェリーだと思っていましたがトラックも乗船できるようです。

ヤシの木がこの青空に映えますね。


有明フェリーを利用することで熊本県にある「グリーンランド」と福岡県にある「AEON」に容易に行ける宣伝用看板がありました。


多比良港フェリーターミナル


多比良港ターミナル入口にイルカ?のキャラクターがありました。ターミナルの中には売店・軽食・待合所があるようです。


この地図をみると長崎県島原と熊本県長洲がとても近いことが分かります。


ターミナルの中の待合室に行ってみましたが閑散としていました。


多比良港は2隻をまかなえる能力があるようです。(反対側に1隻入船していました)

フェリーには車両を乗せるエリアが2段構造になっている為、上段用(2階)・下段用(1階)に搭乗橋が構成されいます。

【有明フェリー(きぼう)乗船】


出航時間の5分前ぐらい(17時10分)に乗船が開始されました。


船内の停車位置については係員の指示に従い車を止めていきます。(上段の2階エリアは全て乗用車で埋まってしまいました)


駐車エリアの2階から3階へあがると客室エリアとなり写真のような椅子がありました。気候が良い時には風を浴びるのも良いかもしれません。(自動販売機・男性トイレ・女性トイレがあります)


3階の客室の様子(ベンチシートがたくさんあり、正面には大型液晶テレビもありました)


客室内には売店もあるので便利です。


船内ではWiーFiも利用することができます。


乗船後、4階の展望デッキに来てみたところ反対側に「サンライズ」と書かれた船がいました。


先端に見える山々は目的地でもある熊本県長洲周辺です。この距離を45分かけて航行します。写真を見て分かるように長崎県島原と熊本県長洲までの距離はこんなに近いのです。


車を乗船させ展望デッキの4階に上がってくると定刻となり直ぐに出航となります。

空はほぼ快晴だった為、西の空に沈む夕陽がとても綺麗に見えました。


少し風が強い事も影響してか、島原半島(雲仙岳)が夕陽の影となりとても綺麗に見えていました。

【有明フェリー(きぼう)下船】


到着5分前になると船内に下船準備のアナウンスが流れるので車に戻り下船の準備をしなければなりません。接岸すると係員の指示に従い車を進めて下船することになります。

【まとめ】

このフェリーが存在することで長崎県と熊本県が近くなった気がしました。(ただし、下船後目的地によっては遠くなる可能性もありますが)乗船時間も僅か45分ということもあり短時間で港を行き来できるのは本当に助かると思います。

今回乗船する際、風が強く吹いており波も白波を立てている様子が多比良港からうかがえたのですが乗船して出航してもさほど揺れることなく航行できたので船酔いする方でも安心して乗船できるかもしれません。

今回の乗船日は1時間に1本の運航のようですが繁忙期については時間帯によって1時間に2本のところもあるようなので公式HPを見るなどして検索してみると良いかもしれません。

《参考情報》今回紹介した有明フェリー以外にも以下のフェリー会社があります。
熊本フェリー(島原外港~熊本港)
九商フェリー(島原港~熊本港)