オーバーブッキングに遭遇(ソラシドエア) 始めて経験する協力対応《ANA2433便(SNA33便)》

飛行機搭乗記ブログ

2021年10月25日(月)羽田空港から長崎空港までソラシドエアSNA35(共同運航便ANA2435便)を使い長崎経由で熊本に行ってきました。

ANA2435便(SNA35便) 羽田空港発(13時00)~長崎空港着(15時00)

飛行機の予約をしてから当日長崎空港に行くまでの間いろんな変更点が発生しさらに飛行機に搭乗する間際でまさかオーバーブッキングになるとは!!

①9月1日に予約
ANA663便(機材B6) 羽田空港発(10時55分)~長崎空港着(12時55分)
ANA666便(機材B6) 長崎空港発(13時35分)~羽田空港着(15時15分)
②9月9日 使用機材変更のお知らせ(メール)
ANA663便(機材B6→A321)
ANA666便(機材B6→A321)
③10月1日 欠航のお知らせ(メール) 振替便へ変更
ANA663便(欠航) 羽田空港発(10時55分)~長崎空港着(12時55分)
ANA2433便(振替) 羽田空港発(09時40分)~長崎空港着(11時40分)
※共同運航便(ソラシドエアで運航)
ANA666便(欠航) 長崎空港発(13時35分)~羽田空港着(15時15分)
ANA2436便(振替) 長崎空港発(16時15分)~羽田空港着(18時05分)
※共同運航便(ソラシドエアで運航)
④10月25日 オーバーブッキング(OB)による振替
ANA2433便(OB) 羽田空港発(09時40分)~長崎空港着(11時40分)
ANA2435便(振替) 羽田空港発(13時00分)~長崎空港着(15時00分)
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【羽田空港 第2ターミナル】


羽田空港に到着して出発階である2階にエスカレーターを使い上がります。


まずは遅延はないか?搭乗ゲートはどこか?を大型ディスプレイで確認をします。

現時点では遅延はなく搭乗ゲートは51番のようです。空席表示は「X」となっているので満席?のようです。


今回保安検査場を通過する際、初めて靴を脱ぎスリッパに履き替え保安検査機を通る事になりました。理由としてはズボンの裾と靴の間に隙間(靴下、くるぶしが見えない)がないということでした。写真に写っているトレーは靴を脱いで使用したスリッパを入れるトレーです。

【カードラウンジAIRPORT LOUNGE(南)で休憩】

【ANA2433便(SNA33便) 51番搭乗ゲート】


出発の約30分前に搭乗ゲートである51番にやってきました。


搭乗ゲートの窓ガラスから今回搭乗するANA2433便(SNA33便)9時40分発(機体番号JA801X)が見えます。


保安検査場前にあった大型ディスプレイに空席「×」の理由が搭乗ゲートに来て分かりました。なんと修学旅行生がこの飛行機に搭乗するようです。

【オーバーブッキング協力のアナウンス】


搭乗ゲート周辺にいると、館内放送で「予約の数が座席数をうわ待っている為座席の不足が予想されます・・・」のアナウンスが流れ後続便に振替が可能な方を募集されており協力して頂ける方には現金1万円もしくは7500マイルを差し上げるということでした。(いわゆるオーバーブッキングが発生

オーバーブッキングとは「予約過剰な状態」のことで航空会社がある程度のキャンセルが出る事を見越して座席を過剰予約を受け付けることを指します。 航空会社の予想が外れるなどして予約がキャンセルされないまま当日を迎えると搭乗ゲートでこのようなアナウンスが流れる事になります。

このアナウンスを聞いて長崎空港に到着後、レンタカーは借りるものの特に時間指定で予約をしている予定もなかったので51番搭乗付近にいるソラシドエア係員に後続便の空席状況を確認してみることにしました。

すると後続便であるANA2435便(SNA35便)の搭乗率は50%~60%との回答を受け、今回予約をしていたANA2433便(SNA33)については当然ながら100%の搭乗率でさらに修学旅行生がいるので機内はざわつきもあるのではと予想したのでSNA係員に対し次便に振替える条件として、まずは窓側の確保、加えて隣の座席に人をアサインしないことを条件に次便の振替を了承しあとはレンタカーの予約時間の変更が可能かどうか確認の上、協力させて頂きますと回答しました。

51番搭乗付近から離れ長崎空港のレンタカー会社に連絡をしたところ時間変更については問題ないとの返事を受けひとまずレンタカー会社の了承を得る事が出来たので再び51番搭乗ゲートに戻りSNA係員に正式に後続便変更の手続きをお願いしますと伝え51番搭乗ゲート付近で待つことにしました。

今回、後続便に振替えた旅客は合計で4人前後いたようです。(私を含めて)

オーバーブッキングの関係もあってか約10分遅れで本来搭乗する予定だったANA2433便(SNA33便)がプッシュバックしていきました。(赤線丸枠の飛行機)

ANA2433便(SNA33便)が出発した後、しばらく(20分程)51番搭乗口付近で待っていると次便の搭乗券と現金1万円を選択したので現金1万円を渡されました。(7500マイルも選択可)

後続便まで3時間程ある関係で一度保安区域から出て食事などをしたい旨を申し出をしたところ、丁寧に保安区域からの出るルート、さらに再び保安区域(保安検査場通過)への入り方を教えて頂きました。

【再び保安区域外へ】


先程、ソラシドエアの係員より聞いた案内通りに保安区域外に出たいと思います。

まずは51番搭乗口からA保安検査場(59番搭乗口付近)前にあるところまで戻る事になります。


A保安検査場前に「到着連絡口」といった案内板があるのでこちらから階段を使い2階の到着階へと下りて行きます。


この階段を下りると3階(出発階)から2階(到着階)へと下りる事が可能となり2階の到着階への入り口にはANA係員がいるのでゲート(スタンション)を開けてもらいそのまま通常の到着便の要領で到着階(1階)へ下り到着口から出る事になります。

【少し贅沢に昼食?】


昼食(レストランオープン11時)を取るまでには少し時間があったので暇つぶしに5階にある展望デッキになんとなく来てみました。

ANAの飛行機が並ぶところにC滑走路からJAL便が離陸していくのを皮切りに離発着便が数便ありレストランがオープンする11時頃にレストラン街に(3階・4階)行く事にしました。


レストランがある3階・4階をぐるぐる回り最終的に決めた「とんかつ和幸」(4階)に入りました。(何十年前に入った以来です)


「ひれロース盛り合わせ」(1、400円)+アイスコーヒー(290円)
※写真奥の瓶は、左側:トンカツソース・真ん中:ゴマドレッシング・右側:柚子ドレッシング)

「とんかつ和幸」では、ご飯、味噌汁、キャベツのお替りが自由にでき、今回はご飯をお替りしました。

協力金を頂いたので少し贅沢にアイスコーヒーもつけてみました。

【POWER LOUNGE CENTRALで小休憩】


国内線出発3階(保安区域外)にある「POWER LOUNGE CENTRAL」に食後のドリンクを頂きに来ました。(先程の「とんかつ和幸」でも飲みましたが)


こちらの有料ラウンジはいつ来ても比較的空いているので利用しやすいです。


こちらの有料ラウンジではオレンジジュースを頂きました。

【再び保安検査場】


まさか同じ日に2度もこの保安検査場を通る事になるとは思いませんでしたが出発時間の50分前の12時10分頃に再び戻ってきました。

大型ディスプレイの便表示で確認するとANA2435便(SNA35便)は51番搭乗ゲートとなっており当初搭乗しようとしていた搭乗ゲートと同じでした。

1度保安検査場を通過した旅客が何らかの理由で保安区域外に出た場合、過去に1度入ったことを証明する為の「保安検査証」を保安検査場近くにいる係員に提示しなければなりません。
※このやり方については、51番搭乗口で対応して頂いたソラシドエアの係員に事前に教えて頂いていました。

保安検査場にいるANA係員に再入場の事を伝えると通常の保安検査レーンとは別レーンに案内されカウンターで搭乗券の処理?確認?をした後、レーンを通過しました。(検査内容については通常と同じです)


再び51番搭乗ゲートにやってきました。

搭乗率が50%~60%との事でしたのでまばらに人がいます。


今回搭乗する飛行機(機体番号JA807X)

この機体は【鹿児島県霧島市・岐阜県海津市姉妹都市交流50周年アニバーサリー号】をペイントしたた機体のようです。


12時40分からの搭乗開始のアナウンスが流れ、優先搭乗の後、窓側の「GROUP1」が呼ばれ今回「GROUP1」でしたので先に飛行機に搭乗することができました。


座席の配列は3×3となっておりシートの模様が特徴的です。

今回、後続便に協力する条件として隣席のアサインをしないで欲しいとリクエストを出していたのでリクエスト通り通路側も含め誰も旅客は来ませんでした。(3列分独り占め状態でした)


ソラシドエアのシートピッチは約81cmなので身長168cmの私にとっては窮屈感は全くありませんでした。


離陸後しばらくするとドリンクサービスが始まりソラシドエアオリジナルコーヒー《スマイルブレンド》を頂きました。


上空から佐賀県北側に位置する唐津市が見えてきました。


ほぼ定刻の15時00に長崎空港に到着です。

今回搭乗してきた飛行機(スポット7番)


搭乗橋から歩いていると「NAGASAKI」の文字が見えたので写真を撮ってみました。


受託手荷物を預けた方はこちらのターンテーブルでピックアップします。


到着口を出てくると目に飛び込んできた長崎くんち祭り(10月開催)をイメージした展示物がありそこに「ようこそ長崎へ」の文字がありました。


到着階の建物を出るとバス乗り場があり各方面(2のりば~5のりば)にバスが出ているようです。


空港リムジンバス(長崎駅行)がちょうど出発するところ。(満席に近い乗車のように見えました)

【レンタカー】

【まとめ】

今回、初めてオーバーブッキングに遭遇しましたが過去に他の便でオーバーブッキングによる協力要請をターミナル内(搭乗ゲート)でアナウンスしているところは聞いたことが数回ありましたがまさか自分が搭乗する飛行機でオーバーブッキングになり自分が協力させて頂くことになるとは思いもしませんでした。

今回は予約時から機材変更・欠航・オーバーブッキングになるなど長崎空港に行くまでにいろんな事がありましたが違った意味でいろんな経験ができたので良かったと思います。まさか1日に2回も保安検査場を通過することになるなど思いもしませんでした。