2021年12月26日(日)に妻の誕生日祝いで宿泊した際、ヒルトン東京お台場内にある「庵スパTOKYO」の室内温水プールと屋外ジェットバスを利用してみました。
目次
【宿泊棟から庵スパへ(受付)】
今回訪れる「庵スパTOKYO」は5階にあるのですがこちらの5階は宿泊棟も兼ねているのでエレベーターを降り廊下を右に曲がりひたすら真っすぐ進んで行きます。
エレベーターホールから約100m歩いたところに「庵スパTOKYO」への入り口が見えてきます。(白い重厚な扉です)
白い重厚なドアを開けると階段があり下りて10m程先の左側に受付が見えてきます。
10時過ぎに受付に来ると3組の方が並んでおり5分程受付で待つ事になりました。
こちらの受付では部屋番号と名前を専用用紙に記入し部屋付けで処理して頂きました。この受付の際に、宿泊当日にこの「庵スパTOKYO」を利用し、翌日の朝、再入場する場合の料金体形について確認したところ以下の回答が返ってきました。
受付が終了するとバスタオルとロッカーキー番号を頂き、初めての利用だったので利用方法を伺いました。ロッカー番号は指定された番号を利用しなければならないのですが、ロッカーの鍵については個々が設定した暗証番号でロック制御を行うようなロッカーになっているとのことでした。
【ロッカールーム①】
一通り「庵スパTOKYO」の利用方法を伺った後、受付後方にある(男性の場合)この場所で靴を脱ぎロッカールームに入らなければなりません。(靴はロッカールーム下部に収納スペースあり)
ロッカールームに入るとずらりと並んだロッカーが設置(70台前後)されており受付で貰ったロッカー番号を探します。今回、子供と大人でそれぞれ別々のロッカー番号(13番と23番)を頂いたのでそれぞれの番号を探します。
子供のロッカー番号は13番で対面エリア(中央に椅子)のロッカー側にありました。
私は23番のロッカー番号だったので少し手狭なエリアにありました。
ロッカーの前面扉に個々で設定できるロッカー番号設定(テンキー)パネルがありますのでドアの開け閉めの際に数字を入力することになります。
思いつく番号を何度もやったのですが思い出せずスタッフの方を呼ぶことになりました。
ロッカールームの周りを見渡すと、
冷水機の横にインターフォンが
あったのでこちらを使いフロントに
「暗証番号を忘れました」と連絡
しました。
わかりました。これから男性スタッフを
向かわせますので少々お待ちください。
【庵スパTOKYOアクアゾーン①】
「庵スパTOKYOアクアゾーン」に入ると、声を出したくなるぐらいの開放感ある作りとなっているのにびっくりしました。プールエリアに行くには少し階段を下りて行く事になります。
階段上から右方面を見ると壁一面窓ガラスに覆われ南側に昇った太陽の光が降り注いできてアクアゾーンはまさに夏ゾーンといった感じでした。その雰囲気をさらに盛り上げてくれるのが写真に写っている緑の木々の存在でした。
階段を下りてまずはプールサイドにあるカウンターでタオルを受け取ります。カウンターの横には冷水機があるので非常に重宝しました。(温水に入っていると水分補給が大事になります)
【屋内・屋外ジェットバス】
プールサイドにはビーチチェアーが何台も設置されているので直ぐに確保することができました。
アクアゾーンには屋内ジェットバス(円形)がありジェットが出ているエリア(パイプとパイプの間)は少し足底が深くなっているので注意が必要だと思いました。(水深1.2m)
屋外ジェットバスに行く出入口は2カ所あり(写真左側と写真右側)2つのルートがあります。
この日の外気温は東京で最低気温マイナス2℃という気温だった日で、朝10時の時間帯でも3℃~4℃ぐらいの気温だったと思います。しかし感染防止の観点から換気をしなければならない為、こちらのドアは常時解放となっていましたが、本来冬場であれば行き来する際のみドアの開閉を行い常時閉まっているドアなんだろうなぁと思いました。(大きな扇風機で外の空気を取り込んでもいました)
屋内ジェットバスの横に屋外ジェットバスに通じるドア(階段)が設置されており、本来冬場の場合、こちらの階段を使い屋外ジェットバスに行くのではないかと思いました。こちらのルートの場合、体を温水に浸からせながら寒い外に出る事が出来るので寒さを感じず出る事が可能となります。
屋外ジェットバス側から見た開閉ドア
屋外ジェットバスエリアに出るとこの開放感を感じる事ができます。(当日は晴天で空気は冷たいのですが風がなかったので短時間であればなんとか水着でも歩くことが出来ました)
こちらの屋外ジェットバスの温水は常時40℃前後をキープされているので真冬のこの日であっても全く問題なく屋外ジェットバスに浸かっていることができました。逆にずっと浸かっていると熱くなり出たり入ったりといった形になるのではないかと思います。
屋外ジェットバスに浸かりながらのこの絶景(レインボーブリッジをはじめ、東京タワー、東京のビル群を温水に浸かりながら見る事ができるのはとても贅沢だと思います)
今回は午前中に利用しましたがこれが夕方から夜にかけて利用するとまた違った雰囲気になるので次回はその時間帯で利用出来たらいいなぁと思います。
右側を振り向くと「自由の女神」「アクアシティお台場」の建物が見え、少し立ち上がると通行人の姿も見る事ができます。
さらに左後方を振り返ると客室がみえます。(ある意味丸見え状態)
ちなみに今回宿泊した部屋(9階)から屋外ジェットバスをみるとこんな感じで見えていました。
屋外ジェットバス側から見たプールの様子
円形プールとなっておりコースロープをはってあるものの特に区分けはされていませんでした。(泳ぎ用・遊び用)
【サウナ&スチームルーム】
「サウナ&スチームルーム」《右側(ドライサウナ)と左側(アロマミストサウナ)》の2カ所入口あり)
右側のドアを開けると70℃の室温に設定されているドライサウナルーム(大きな窓ガラスからはレインボーブリッジを眺める事ができます。夜になると夜景を見ながらのサウナも良いと思います)
壁に埋め込まれた「遠赤外線型」と言われるヒーターで温度調整をされているとのことです。70℃の室温なので、さほど熱くなくゆっくりと過ごす事ができました。
左側のドアをあけると写真のようなタイル張りの部屋になっており(アロマミストサウナ)右側のドアのドライサウナルームより少し熱めの設定になっているのではないかと感じました。
【庵スパTOKYOアクアゾーン②】
先程、階段からみた緑の木々。煙突がついた暖炉みたいな設備がありましたが演出用なのか本当に暖をとることが出来るかは不明です。
プールサイドから「新交通ゆりかもめ」やフジテレビの建物を見ることが出来ます。
2時間近くこちらのプールで遊んだのですがチェックアウト時間が近づいて来たのでロッカールームに戻りたいと思います。
プールサイドのカウンターで借りたタオルはこちらで返却(リネンボックス)しロッカールームへ向かいます。
【ロッカールーム②】
ロッカールームにはシャワールームが完備されているのでプールやサウナ利用後に使用すると良いと思います。
ロッカールームの中には洗面室が2ヶ所ありドライヤーも置いてあります。
水着用の脱水機もあるので安心です。
脱水した水着はリネンボックスの上にビニール袋が常備されているのでありがたいです。
Hiltonのロゴ入りランドリー袋に水着を入れます。
「庵スパTOKYO」から客室に戻る際には(宿泊者専用出口)ルームキーが必要となり、カードキーをセンサーにかざさなければなりません。
【まとめ】
今回初めて「庵スパTOKYOアクアゾーン」を利用しましたが、とても優雅に過ごす事ができたのではないかと思いました。他のヒルトン内にあるプールとはまた一味違った設備や景色があり、特別感を味わうことができる施設なのではないかと思いました。
屋外ジェットバスからは東京都心の有名どころ(レンボーブリッジ・東京タワー・東京スカイツリー)を望むことができ、最高のロケーションだと思います。夕方近くから陽が沈んだ夜の時間帯で利用するとまた昼間とは違った雰囲気を時間ごとに楽しめるのではないかと感じました。
この施設を利用するまでは、別料金が発生するの?と内心思っていましたがなんとなく理解できる感じがしました。宿泊者のみ無料で開放したとすると利用者がたくさんになりすぎて特別感が逆に失われる形になってしまうのではないかと思いました。しかしそれにしても現在の利用料金は現実的に高いのは否めないと思います。