2024年7月27日(土) 長崎県南島原市にある「雲仙みかどホテル」のランチビュッフェに行ってきました。こちらの「雲仙みかどホテル」では、ビュッフェスタイルになんと食べ放題の焼肉がプラスされておりこれまで行ったホテルビュッフェの中で焼肉食べ放題が付いているビュッフェはなかったので、九州へ行った際にはいつかは行ってみたと思っていたホテルの一つでした。
今回は熊本方面から雲仙へと向かったので有明フェリーを利用して島原半島へ入島しました。
【アクセス】
長崎方面(車、公共交通機関)、福岡方面(車、公共交通機関)、熊本方面(フェリー)からのアクセスがあります。詳細については以下URLをクリック
https://www.unzen-mikado.net/access/
目次
【雲仙みかどホテル】
有明フェリーの多比良港からレンタカーを走らせ約50分前後で今回の訪問先である「雲仙みかどホテル」に到着することができました。
57号線の坂道を走り続けると右手に「雲仙みかどホテル」、左手に駐車場となる為、左折し写真にある駐車場へと入って行きます。混雑時は、坂道の手前にも第2駐車場らしき駐車場があるので混雑時はそちらへ駐車することになるかもしれません。
駐車場敷地内には、なんと足湯(みかど足湯)の設備があり身近に温泉を楽しめるようになっていました。当日は猛暑日(35度)に近い外気温だった為、本当であれば足湯の体験をしたかったのですが諦める事にしました。
たくさんの人が足湯に浸かれるように全長15メートル程の長さがあり、足湯を中心に両脇に座るエリアがあるので向かい合いながら(会話をしながら)ゆったりと浸かる事(季節によっては)ができるのではないかと思います。
駐車場から「雲仙みかどホテル」へ向かう際には国道57号線を渡らなければならない為、交通整理を目的とした誘導員の方がいらっしゃいました。幹線道路ということもあり交通量が多い為、歩行者の安全を確保するには絶対に誘導員の方の存在は大きいと思いました。
ホテルを象徴する「みかど門」は島原・普賢岳噴火の際に倒れた巨木を使って作られていることもあり、この門の前では絶えず記念撮影をされる方がたくさんいらっしゃいました。
「みかど門」をくぐった中央付近にある、大きな巨木(銀杏の木)は「子育て地蔵のご神木」というネーミングがつけられており熊本県植木市より運ばれてきた巨木なのだそうです。
この巨木は平成15年頃、地元地域開発計画により伐採されることが決定され、何か再利用することができないかと考えた末、再びこちらのホテルで命を吹き込まれた形になったのではないかと思います。
「みかど門」をくぐり真っすぐ伸びた通路の周辺には彫刻像やテーブル、椅子がずらりと並んでおりホテルの入口とは思えないぐらいとても豪華な作りになっています。
ホテル館内に入ると、今回訪問目的であるランチビュッフェ会場の「せんなぎ」の入口が見えてきます。しかし到着した時間がランチビュッフェ開催時間前(11時40分頃到着)だったこともあり近くの待合エリアで待機することにしました。
こちらの待機エリアで15分程度時間を潰す事にします。
12時になり「せんなぎ」ダイニングビュッフェ会場への入場開始となりましたが、店内入口にスタッフの方がいるものの特に受付をするような仕草もなく、みなさん勝手に店内に入りテーブルに行く様子をみていると何かがおかしいと思い、近くのスタッフの方へ受付方法を尋ねると、フロントで受付を済ませ料金を精算したのちに指定されたテーブル番号に向かうことが分かり、入店したダイニングビュッフェ会場から一旦出てフロントで受付をすることになりました。
フロントでは予約している名前をスタッフの方へお伝えし、受付用紙に名前、住所、連絡先を記入後、利用料金を精算しテーブル番号、利用時間記載の用紙を貰いいざ、レストランへと入店する流れとなります。
受付(精算)が終了すると写真のような用紙を頂き、テーブル番号(B8)とビュッフェ利用時間(90分制)の記載が書かれておりこの内容に加え、食事会場内での注意事項、感染対策についても記載がされていました。
ダイニングビュッフェ「せんなぎ」の入口付近にテーブル番号の会場マップがあるのでこちらでテーブル番号の位置を確認した上でテーブルへ向かった方が店内をスムーズに進めるかもしれません。
【せんなぎ】
入店開始の12時を過ぎての受付となったことから、みなさんより出だしが遅れたこともあり入口にお客さんは誰もいない状態での入店となりました。
入店すると真っすぐ伸びた通路がありテーブル席については右前方へと進んで行きます。
(写真左側ライブキッチン、写真正面奥は焼肉用冷蔵庫、写真右側ビュッフェコーナー)
夏休みの土曜日ではあるものの、座席数の3割~4割程度しか埋まっておらず全く混雑感ない状態でのランチビュッフェのスタートとなりそうです。またテーブルの中央には焼肉用のガスコンロがセットされており自由に肉を焼くことができます。
【焼肉用の肉】
冷蔵庫の中には「国産和牛、国産牛、牛タン、カルビ、雲仙もみじ豚の豚バラ、島原ハム、国産牛タレ漬け、雲仙しまばら鶏ささみ、雲仙しまばら鶏もも、ウインナー」などが勢揃いしており自由に食べたい食材を食べたいだけ取っていくことができます。
取って来たお肉①
取って来たお肉②
取って来たお肉③
品数としては少なめですが焼き野菜も提供(玉ねぎ、キャベツ、ピーマン、エリンギ)
取って来た焼き野菜(ビュッフェ料理がたくさんあるのであまり焼き野菜は取ってきませんでした)
先程取って来たお肉をどんどん焼いていきます。
まもなくお肉が焼けてきそうなので焼肉用タレをお皿に入れて焼きあがるのを待ちます。
焼きあがったお肉を甘めの焼肉用タレにつけて早速食べていきます。お口の中にお肉を入れると、思った以上にとてもお肉が柔らかくペロリと呑み込めるぐらいどんどん行けちゃいます。
【海鮮丼】
長崎で海が近いことから海鮮丼の提供もあり
丼ぶりにご飯が用意されているので、自由に海鮮ネタ(タコ、マグロ、ホタテ、イクラ、鮭トロ)をご飯の上にトッピングし自分好みの海鮮丼を作る事ができます。
実際にトッピングしてきた海鮮丼(タコ、マグロ、ホタテ、大葉、キュウリ)
【揚げ物コーナー】
鯵の水揚げ量、日本一である長崎県松浦で獲れたアジフライを始め、天ぷら、唐揚げが勢揃いしており、天つゆ、タルタルソースをつけて食べる事が出来ます。
実際に取って来た料理
天ぷら、アジフライの衣がサクサクしており、アジフライ用のタルタルソースがあったのですが取ってくるのをすっかり忘れてしまいました。
【惣菜・サラダコーナー】
ご飯のお供のお惣菜もたくさん
焼肉やビュッフェ料理だけではなく、サラダもしっかりと提供(ドレッシング4種類)
写真奥側にあるプラスチック製カップ(容器)の「みかど特製サラダそうめん(夏野菜、肉味噌、海鮮)」は3種類あるスープを容器の中に入れ、容器をシャカシャカ振って食べるそうめんなのだそうです。
惣菜と野菜
【キッズコーナー】
キッズコーナー(たこ焼き、ミニハンバーグ、アメリカンドック、チキンナゲット、オムライス、ナポリタン、フレンチフライ)
テーブルの高さが子供用に低く設定されており取りやすいように配慮がなされています。
【カレーコーナー】
ご飯は長崎県「なつほのか」の新米が提供されていました。
カレーは3種類(グリーンカレー、バターチキンカレー、ゴロゴロカレー)
ミニハンバーグをトッピングしてきたゴロゴロカレー
少しピリ辛で具材が少し大きめにカッティングされているネーミング通りのゴロゴロカレー
【ライブキッチン】
ライブキッチンでは「フレンチトースト」提供
メープルシロップをかけて食べる食べ方に加え、好みでミックスナッツをトッピングすることも可能
ライブキッチンでは「長崎ぎょうざ」「にゅうめん」の提供もあり
◆長崎ぎょうざ:手包みされた薄皮にお肉をたっぷり入れジューシーに詰まったジャンボ餃子
◆にゅうめん:地元島原手延べそうめんにあったかい出汁をかけた一品
ネギ、ワカメ、蒲鉾をのせた「にゅうめん」
出汁はさっぱりとしており一気にツルツルと食べられる感じのそうめん
さらにライブキッチンでは「みかどの具雑煮」も提供
地元産の食材(山海幸を贅沢に)をぎゅっと盛り込んだ具だくさんの郷土料理
注文すると少し時間がかかるのかテーブル番号を聞かれ出来上がり次第、テーブルまで運んで頂けるようです。
10分程待っているとスタッフの方がテーブルまで運んでくださいました。
醤油ベースの出汁だと思うのですがその出汁の中に、白菜、鶏肉、ちくわ、焼きアナゴ、丸餅などの具材がたくさん入っており、しかも丸餅が3個も入っていたこともありお腹いっぱいになる雑煮でした。
【ドリンクコーナー】
ドリンクコーナーでは、ファミレスにあるようなマシンが2機あり好みのドリンクを飲むことができます。
※氷は別テーブルの上にあるバケツ?の中にたくさん氷が入っているのでそちらでコップに入れる事になります。
コーヒーマシンも2機ありCOSTAコーヒーを抽出することができます。
ウーロン茶のみ、別サーバーでの提供(写真奥のマシン)
※写真手前に映っているバケツ?が氷提供用の容器
お水、お茶についても別サーバーでの提供
【デザート・フルーツコーナー】
フルーツコーナー(パイン、巨峰、ゴールドキウイ、フルーツポンチ)
デザートコーナー(ケーキ6種類、ドーナツ3種類)
「ニューヨークチーズ、バームクーヘン、みかどプリン」を取ってきました。
「かんざらし」湧き水で有名な島原名物
白玉に甘い蜜のシロップをかけて食べます。
ソフトクリーム(パンケーキ、ワッフルの組み合わせも)
その他、各種ソースやチョコチップをトッピングすることもできます。
【まとめ】
ビュッフェ料理は、いろんなホテルで頂いてきましたがビュッフェ料理に焼肉が提供されるシステムはこちらのホテルが初めてでした。さらに焼肉で提供される肉質がとても良く、全国焼肉チェーン店で食べるお肉とは全く質が違い、お肉が口の中で溶けるような感じとなりペロリと食べられ贅沢なランチビュッフェだったと思います。
また海が近いこともあり海鮮系の提供もあり、その一つにオリジナル海鮮丼を堪能できるコーナーが設けられていたり、ライブキッチンでは、郷土料理(具雑煮、にゅうめん、長崎ぎょうざ)を熱々の状態で提供してくれたり非常に満足できるランチビュッフェだと思いました。
さらにこのホテルには温泉施設があり日帰り入浴(土日限定)も可能でランチビュッフェを利用した場合は入浴料が半額(1100円→550円)になるサービスも実施されていました。今回訪問した日は、猛暑日に近いぐらい日中は暑かったので、日帰り入浴はやめましたが機会があれば是非入浴もしてみたいと思いました。