初めての乗船!!阪九フェリー「ひびき(泉大津港~新門司港)」で九州上陸(部屋、レストランを紹介)

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2018年1月に今年の春休みの九州旅行を計画する際、私自身フェリー旅行の経験がなく子供達の意見を聞いたうえで、もし賛成であれば計画してみようと子供達に尋ねてみると、即決でフェリーに乗ってみたいということで今回計画をしたのでした。

また、フェリーであれば自分の車を搭載できるので、九州に入ってからのレンタカーの必要がなくとても便利だと思い予約をしてみたのでした。

ただし、東京から大阪(泉大津港)までは自走して行かなければならず、ちょっと心配ではあったのですが、事前に下調べをした事もあり、道を間違える事もなく無事に大阪(泉大津港)に到着する事が出来たのでした。《泉大津港へのアクセス方法はこちらをクリック》

阪九フェリー(公式HP)(泉大津港~新門司港)は2015年に新造船になったとのことで、船内も豪華に作られており、豊富な客室の種類、レストランのメニューの豊富さ、大展望風呂の他に露天風呂もあり、動くホテルのような船内でとても快適に過ごす事が出来ました。

今回乗船する泉大津港~新門司港までは「いずみ」と「ひびき」の2隻が就航しており今回乗船する日に就航する船は「ひびき」でした。

【客室の種類】
・1名用の《スタンダードシングル・デラックスシングル》
・1名用の《スタンダード洋室(16名部屋》
・2名で利用可能な《ロイヤル・スイート・デラックス洋室》
・2名~4名が利用できる《デラックス和洋室・デラックス和室》
4名で利用できる《デラックス洋室》←今回予約した部屋
・大部屋《スタンダード和室》
いろんな部屋タイプがあるので料金や人数で自由にアレンジすることが可能です。
部屋タイプや料金を簡単にシミュレーションできるサイトがあるのでこちらをクリックしてみてください。
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【阪九フェリー 泉大津港】

17時30分発のフェリーだったのですが、道中の高速道路渋滞の事も考え東京を朝7時過ぎに出発し、大きな渋滞もなかったこともありフェリーターミナル駐車場に14時30分に着きました。

大阪まで乗ってきた車と阪九フェリーをバックに写真を一枚(これからフェリーに乗船できるので楽しみです)

阪九フェリーターミナル(泉大津港)では乗船の受付をしたり待合室があります。

【ターミナル受付】

ターミナル1階で受付を行いますが受付の際には車の車検証が必要となりインターネット以外で申し込んだ場合は乗船名簿の記入も必要です。

今回は、インターネット予約だったので車検証の提示のみですみました。

乗船券(左)と部屋のカードキー(右)2枚を頂きました。(カードキーが2枚あると家族が別行動をした時に便利です)

【ゆっくりステイ】

阪九フェリーでは「ゆっくりステイ」(公式HP)というサービスがあります(無料)

新門司港に早朝6時に着岸するのですがこのサービスを受けると7時30分まで船内に滞在する事ができレストラン・お風呂・部屋を継続利用する事ができます。(子供がいる家族には嬉しいサービスです)

受付をする際に申し出が必要となり車の運転席付近にこの用紙を掲示する事で船内の駐車場を区分けするようです。

車で乗船するに際の注意事項が表示されており特別な理由がない限り船内への移動は運転手のみで乗船しなければならないようです。

もしどうしても車で同乗者と一緒に乗船する場合は、受付で許可書を発行して貰い、許可書を車に掲示しなければなりません。

ターミナル3階には旅客用待合室があります。時間が早かったので誰もいません。

3階の待合室にある阪九フェリーの「ふねこパネル」と一緒に記念写真を一枚

乗船開始予定時刻が表示されており16時15分頃には乗船出来るようです。

【阪九フェリー ひびき】

16時15分になったので「ゆっくりステイ」を希望している車両から順番に連絡橋を通り船内へと向かっていきます。

「ゆっくりステイ」を希望している車両については、新門司港に到着後、一番最後に下船する為、船内の一番奥に駐車させているようです。

船内の5階に駐車しお客様入口から客室に向かいます。

同乗者(旅客)の人は、ターミナル3階の連絡橋を渡り「ひびき」の船内(5階)へはこちらの自動扉から入ることになります。

船内に入るとホテルのロビーを思わせる立派な(豪華な)吹き抜けロビーが目に飛び込んできます。

立派なソファー席があります。

船内のフロント

フロント横にある売店(お土産品・ソフトドリンク・アルコール・お菓子・雑誌など、船内とは思えないぐらい充実した品揃え)

貴重品ボックス(リターン式100円)

ゲームコーナー(あまり遊びたくなるようなゲーム機はありませんでした)

アルコール自動販売機

船内には、携帯・スマホを充電できる充電コーナーもあり

キッズルーム(春休みだったのでたくさんの子供達がこちらで遊んでいました)

リラックスルーム(3機あり7分/100円)

5階にあるソファー(本を読んだりスマホをやったりといろんな過ごし方をされているお客さんがいらっしゃいました)

エレベーター前にあるソファー席

分別用のゴミ箱(船内にたくさんのゴミ箱があり便利でした)

営業時間の案内図

各有名な大橋(3カ所)を通過する目安時間が記載されているので参考にすると良いと思います。

部屋に向かう廊下

数メートル間隔でWiーFi用のアンテナが廊下に設置されていました。

【デラックス洋室4名】

今回予約したデラックス洋室4名(514号室)

部屋に入ると洗面台などがあります。

電気ポットとスティックほうじ茶があり好きな時に飲むことができ、さらにカップラーメンを持ち込めば部屋の中で食べる事もできるので便利です。

液晶テレビ(航行中は電波受信の関係で映らない時もあります)

荷物が置かれていますがソファー席(テーブルは固定されており動かすことは出来ません)

ソファー席の反対側に一人用の椅子もありました。

部屋には壁絵が飾られていておしゃれです。

4人分の洋服入れがあり、それぞれにハンガーが3本づつあり便利です。

写真に写っているのは2カ所だけですが反対側にも2カ所洋服入れがあるので、4人分の洋服入れがあります。

洋服入れの下には毛布があります。

両側に2段ベットが設置されており真ん中の階段を上ると窓ガラスからは外を覗くことができます。

上段ベット(浴衣・タオル・歯ブラシ・スリッパ中敷きがベットの上に置いてありました)

下段にも同じようにアメニティが置いてありました。

各ベットには、照明とコンセントがあり、パソコン・携帯電話・スマホの充電用に役立ちます。

スタンダード和室(扉が開いておりまだ誰もいなかったので写真を一枚撮ってみました)

フロント前では、翌朝、焼き立てのパンを販売するということで乗船後注文に来てみました。(船内で焼き立てのパンを作るそうです)

スープセット・サラダセットにすることもできます。

阪九フェリー名物のパイシュー・あんぱん・バターパン・クロワッサンなどが販売されています。

【レストラン】

こちらが6階にあるレストラン(公式HP)

レストランの名物料理が写真で掲載されてるのでイメージがつきわかりやすいです。

レストランメニュー(参考までにここに掲載されている以外にも他にメニューがありました)

通常レストランの営業は17時30分からだったのですが、春休みというこもあり17時からオープンとなりました。(待合室にも掲載されていました)

カフェテリア形式なので好きなものをトレイに乗せて行きます。

サラダコーナー

デザートコーナー

なんと「おでん」までもありました。

揚げ物・チキン南蛮など品物が多いので選ぶのに悩んでしまいます。

唐揚げ・焼き魚・煮物・魚の煮つけなどなどメニューは豊富です。

ごはん・味噌汁・カレー・ドリンクなどはこちらで注文します。(ご飯はお替り自由です)

水やお茶はセルフサービスとなっています。

調味料が置いてあり自分好みでアレンジできます。

窓側にカウンター席があるので景色を観ながらの食事も楽しめるので最高です。(但し、レストランオープン直ぐだと出航していなかったので駐車場を観ながらの食事となってしまいました)

チキン南蛮とウインナーとご飯(ご飯はお替り自由です)

妻が注文したステーキ丼と味噌汁(数量限定)1200円(お肉が柔らかくとても美味しかったそうです)

子供達は「人気パスタセット」を注文(カルボナーラとミートソース)

セットには、ドリンクもついており「オレンジジュースもしくはコーヒー」を選ぶことが出来ます。

食べた後は、こちらに返却しなければなりません。

食事後、出航の時間になったので7階にある甲板に出るともう既に泉大津港を離れたところでした。(残念、間に合わなかった)

船内では、「ひびき」の現在地を確認することができますがテレビがある部屋でも同じように視聴することができます。(リモコンCH8で視聴可能)

【展望風呂・露天風呂】

7階にある大浴場(男性)《乗船時から22時まで・早朝は4時30分から入港まで利用可能》

7階にある大浴場(女性)

脱衣所にある洗面台(ドライヤーの数が洗面台の数より少なかったので最低でも洗面台の台数分は設置してほしいところです

脱衣所

こちらは鍵付きのロッカー

冷水機(風呂上りには嬉しいサービスです)

大浴場(湯気であまり写りが良くありません)

洗い場(春休みということもあり学生さんがたくさん乗船されており、大浴場はとても混雑しており、洗い場が占領されて体を洗うタイミングが難しかったです)

こちらが、露天風呂(航行しながら入る露天風呂は最高です)

囲いがあるので航行中であっても思ったほど風が吹き込むことがなくあまり寒くありませんでした。

18時30分前後には明石海峡大橋を通過するので露天風呂で待機しており、橋下を通過する際イルミネーションがとても綺麗に見えて感動しました。

大浴場は営業時間に制限がありますが、こちらのシャワールーム(3カ所)は24時間いつでも利用できます。

外を眺めながら座れる椅子

今回乗船した「ひびき」の仕様

今回は利用しませんでしたが、レストランでも朝食を頂くことができます。

昨日注文した船内焼き立てパンを頂きます。(メロンパンとウインナーロール)

アップルケーキディニッシュ

定刻に新門司港に着岸しました。

定刻の6時に着岸したのですが「ゆっくりステイ」を申し込んだ乗客は、7時30分まで船内に滞在する事ができます。

こちらが6階にある展望ルームの入口

本来は、昨晩来たかったのですが、場所が分からず行く事が出来ず、着岸した後に来ることになってしまいました。

新門司港に入船してからの写真

「ゆっくりステイ」の時間も終わり下船します。

通常はこちらから下船するのですが「ゆっくりステイ」の時間帯には閉鎖されている為、駐車場まで同乗者も含め一緒に車に乗って下船します。

「ゆっくりステイ」を希望していた車両

アッという間の12時間30分の船旅で動くホテルと思わせるぐらい設備が充実していて、揺れが少なくとても快適に過ごす事が出来ました。しかも寝ている間に大阪から九州に来れたことに感動です。

※今回の紹介はYouTubeチャンネルでも紹介をしておりますので、ぜひご覧ください

【まとめ】

今回、初めてこのようなカーフェリーに乗船しましたが、船内はホテルのようでとても豪華な作りになっておりびっくりしました。

今までのカーフェリーのイメージは(私の場合)、何十年も前に就航した古びた感じのフェリーのイメージしかなく、値段も高くあまり良い印象感はありませんでした。しかしここ最近は、全国で就航しているカーフェリーが新造船に代わってきており今回乗船したカーフェリー以外でも豪華なフェリーとして就航しているようです。

また今回乗船した「ひびき」には、家族4人でも泊まれる個室(4ベット)があり子供達も含め家族全員がゆっくりと過ごせるような設備になっていました。

船内で販売されている、ドリンクやお菓子類、レストランでの品数、値段においても良心的で、地上と変わらない値段設定になっているのもとてもありがたかったと思いました。

車を保有している場合、車を目的地までフェリーで運べることから現地でレンタカーを借りる必要がない点と、就寝している間に目的地まで連れて行ってくれるのも魅力の一つではないかと思いました。

就航ルートにもよるのではないかとは思うのですが(天気)、波がさほど大きくなければ揺れを感じる事がなく、体を横にすることができるので、夜間高速バスに比べると断然フェリーの方が良いと思いました。(時間に余裕がある場合)

いろんな就航先が各社出ているので機会があったらまたカーフェリーに乗船してみたいと考えています。

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