初めて利用するピーチ航空(Peach)で成田空港から大分空港へ(搭乗記)

飛行機搭乗記ブログ

2022年10月24日(月) ピーチ航空(MM361便)を利用して成田空港から大分空港まで行ってきました。

これまでLCCにはジェットスタージャパン・スプリングジャパン・バニラエア(現在ピーチと統合)に搭乗してきたことはありましたがターミナルは全て第3ターミナル(LCCターミナル)から就航しており今回初めて第1ターミナルからの搭乗となりどんな動線で飛行機まで搭乗するのか少し楽しみながらの搭乗となりました。

・航空会社:ピーチ航空(第1ターミナル)
・便名  :MM361便 成田空港(10時15分発)~大分空港(12時10分着)
・料金  :シンプルピーチ(4290円)+プレジャーシート(690円)+施設料(450円)= 合計5430円
・決済手数料 :600円(クレジット)
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【成田空港第1ターミナル】


成田エクスプレスで成田空港(第1ターミナル)までやってきました。飛行機出発の約2時間前に到着しました。


これまでLCCの場合、第3ターミナルのみからだったので今回の第1ターミナルの国内線は初めてとなります。ひとまず改札口を出ると国内線の表示があるので矢印の方向に向かっていきます。


矢印の方向にある通路を200メートル程歩くとエスカレーターがありPeachのロゴが出てきたので少し安心してエスカレーターを上っていきます。


エスカレーターの頂上(1階)に出てくると案内表示がありPeach自動チェックイン機の場所を示していました。(Uターンをしなければなりません)

【チェックイン】


エスカレーターを降りてUターンするとPeachのタイムテーブルの案内ディスプレイがあったので今回搭乗するMM361便の状況を確認します。現在の所、定刻に出発するようです。

Peachの場合、搭乗手続きは飛行機出発時間の1時間30分前(90分前)からなのでまだチェックインができないようです。MM361便の場合10時15分発なのでチェックイン開始時間は8時45分~9時45分の1時間の間で行わなければなりません。


自動チェックイン機が10台ずらりと並んでおり利用方法が分からない場合、近くにPeachのスタッフの方が1名いるので分からない場合は尋ねる事ができるので安心だと思います。

参考までにPeachの場合、こちらの自動チェックイン機を利用せずにスマホ(アプリ登録の場合)からもチェックインを行う事ができます。チェックインが完了するとスマホの画面にQRコード(2次元バーコード)が表示されれば正常にチェックイン完了した事になります。


チェックイン終了後、手荷物を預ける場合(有料)こちらのカウンターで手荷物を預けることになります。

さらにこちらでは機内持ち込み用の手荷物重量を計るためにスタッフの方が計測を実施していました。(※合計7kg 1人/2個まで)

全ての手続き終了後こちらのエスカレーターを使い保安検査場へと向かいます。


エスカレーターを降りた正面にフライト情報モニターがあったので出発ゲート番号を確認するとMM361便のゲートは「H」のようです。

こちらの通路を使い保安検査場へと向かうのですが、まずは手指のアルコール消毒と検温を実施しなければなりません。


保安検査場を通過した後、再びエスカレーターがあり下の階(1階)に下りて来ると国内線出発ゲート(A~H)エリアに辿り着きます。


国内線出発ゲートの片隅にはカウンター席があり充電が出来るような設備(100V用コンセント・USBコネクタ)があるので搭乗時間ギリギリまで利用することができるので助かります。


エスカレーターを降りた左側には「ANA FESTA」があり、軽食(カレー・うどん)・お土産・お菓子・飲み物などを購入する事ができます。


「ANA FESTA」と隣接して「GIFTSHOP」のお店もあります。

【飛行機へ搭乗】


こちらが今回搭乗する「H」ゲートですが、職員の案内によると使用機到着遅れによる機内準備が遅れており搭乗開始が遅れるとアナウンスが流れていました。

出発時間は10時15分ですが搭乗開始が始まったのは出発時間の5分前の10時10分からとなりまずは機体後方窓側席からの案内で始まりました。

国内線出発ゲートからの搭乗については、連絡バスで飛行機まで向かうのかと思っていましたが「H」ゲートについては、連絡バスと搭乗橋(PBB)の2パターンがあるのかと思いました。


「H」ゲートを通過後、ターミナルの通路を歩く中、前方に長蛇の列が見えてきました。搭乗ゲートを通過したもののやはり機内準備が整っていないようで機内へ入れず列を成していました。この状態で5分程待たされました。


機内準備が終わり徐々に機内へと進んで行く途中、今回搭乗する飛行機が見えてきました。さらに前方奥にはANA保有のA380(フライングホヌ)の機体2機が見えました。


今回の座席は機体後方窓側席の28F(プレジャーシート690円)を予約しておきました。


身長168cmの男性が着座すると足元の広さはこんな感じです。同じLCCであるジェットスターもこのようなシートピッチでした。


28F席から外を見るとこんな感じです。(PBB56番から)


着座したもののターミナル内のカードラウンジでドリンクをたくさん飲んだ影響でトイレに行きたくなった為トイレに行く事にしました。(出発準備中の間、トイレの利用が可能とCAさんのアナウンスがあったので不安になりとりあえず行く事にしました。)

トイレ待ちをしている間、後方から機内を撮ってみました。平日(月曜日)にも関わらず満席に近い搭乗率に見えました。

【機内トイレ】


ピーチの洗面台は手をかざすと自動で温水が出るタイプでした。



トイレ使用中は、スライド鍵を。(トイレに入ろうと思い表の表示がvacancyだったので開けてみると先約の方が実はトイレ使用中でした。)

【成田空港 離陸】


定刻より20分遅れでブロックアウトしRWY34Lから離陸しました。


離陸しスピードが出た事で窓ガラスの水滴がいっきに吹き飛んで行き外がクリアに見えるようになりました。雨が降っていた関係で空はどんより状態

【機内デジタルサービス】


離陸後、CAさんからのアナウンスで「機内デジタルサービス」が機内で利用できる説明があったのでシートポケットに入っている利用方法(接続)の冊子を取り出してみました。

接続すると「機内販売の注文・動画コンテンツの視聴・フライトマップ表示」が利用できるようになります。

スマホやタブレットのWi-Fi機能を利用し接続していきます。


シートポケットに入っている機内誌の中に機内販売可能な商品リストが記載されておりフード・ドリンクの商品が思った以上に豊富にありました。


その他、動画コンテンツ(バラエティー・アニメ・スポーツ・ピーチオリジナル)・機内で購入できる交通チケットも販売されていました。

実際にスマホで接続して「フライトマップ」を表示してみました。成田空港を離陸後10分程の位置情報がスマホに表示されました。画面モードを切り替える事で高度・スピードがさらに表示されます。

ご覧のような画面表示となり各フードが表示されてくるので好きなフード・ドリンクを注文して行く事が可能です。


成田空港を離陸して30分程の上空の位置で写真を撮ってみました。

【大分空港到着】


大分空港の天気は快晴で隣のスポットにはソラシドエアの機材がいました。


ターミナルに入ると天井からぶら下がったのれんに「日本一のおんせん県、おおいたへ」と書かれていて湯量が豊富な温泉の県だと印象付けられます。


大きな窓枠のところに咲いている紫の花とPeach塗装色の紫とが重なり合い綺麗だったので写真を撮ってみました。


受託手荷物受取場所の壁の色は海をイメージした深い青い色に染まり、さらにターンテーブルには巨大な寿司(エビ)が流れてきました。


桶マスコットと一緒に写真が撮れるようになっているフォトスポット


到着口を出たすぐ左手に見えてくる無料の足湯コーナー(単純温泉)
毎日トラックでこちらの大分空港まで温泉(6000ℓ)を運んで来ているのだとか。


大分空港から各方面にリムジンバスが運行されています。


各社レンタカーのカウンター

【ターミナルで昼食】


到着した時間がお昼の時間帯だったということもあり3階のレストラン階へやってきて「郷土料理からランチまで」を謳い文句にオープンしている【ビューレストランスカイライン】に入りました。せっかくなので郷土料理の「とり天」を食べにやってきました。

お店人気No1の「大分名物 とり天定食」1050円を注文しました。とり天を《かぼすポン酢》もしくは《ゆず塩》につけて違った味を楽しめるのも一つの楽しみでした。

大きな窓ガラスから見える飛行機を見ながらランチを頂ける最高なひと時でした。

【まとめ】

今回初めてピーチ航空を利用しましたが、LCCにも関わらず機内で「機内デジタルサービス」を利用することが可能となっており他のLCC会社より進展している航空会社なんだと思いました。

またピーチ航空ではスマホ(アプリ)を利用しての自動チェックインまで対応しており成田空港に着くまでスタッフの方に説明を受けるまでは全く知らず、てっきり自動チェックイン機を利用して紙の搭乗券を発行しなければならないものだとずっと思っていました。

第3ターミナル以外のターミナル(第1)から国内線を使う事自体も今回初めてだったので何となく不安もあり少し楽しみでもある感じで少しドキドキしながらの搭乗となりました。

九州路線については成田ー福岡以外の就航先については1日1往復が主のようなのであと1往復就航してくれると利用者にとっては利用しやすいのではないかと感じました。