熊本から東京に戻るのに通常であれば「阿蘇くまもと空港」から「羽田空港」のルートで帰るのですが今回は福岡空港に用事があったので九州新幹線を利用し「福岡空港」経由で「羽田空港」に向かう事にしました。
4年前(2017年)、SL人吉に乗車する際に熊本駅に来た時はまだ古い熊本駅舎だったのですが今回来てみた所工事が進んでおり熊本駅新駅舎が完成していることにびっくりしました。
【JR熊本駅(新幹線口)】
バジェットレンタカー熊本駅前店に返却後、JR熊本駅(新幹線口)にやってきました。
駅前は大きなロータリーとなっており、バス停はこちら側にはなく反対側の白川口にあるようでした。
熊本(肥後)の代表的な民謡「おてもやん」の銅像
おても:肥後の若い女性の通称で明治終わりごろ実在した人物とも言われているそうです。
新幹線口から入ると広いコンコースとなっており、お土産店やコーヒーショップ、コンビニがありました。
【JR熊本駅(白川口)】
シンプルな作りとなったJR熊本駅
4年前に来た時のイメージとは全く違い周りには新しくテナントビルも出来たようで一新された感じです。
バス乗り場とタクシー乗り場
昔のバス乗り場は、行先によっては道を挟んだ斜向かいあったような記憶があり今回整備された事でバスへのアプローチが良くなったのではないかと思いました。
写真には写っていませんが、後方には路面電車(熊本市交通局)の乗り場があります。
JR熊本駅(白川口)から入った直ぐの所にスターバックスがありました。
JR熊本駅(白川口側)に在来線の改札口があります。
JR九州イベント新幹線「流れ星新幹線」
ありがとうの感謝を込めた全線開業10周年記念で運行されているラッピング新幹線車両(期間限定運行)
【切符の発券】
今回、九州新幹線ネットで予約をしていたのでこちらの自動発券機でチケットを発券します。
トップ画面に「予約したきっぷのお受取り」の項目があるのでこちらをクリックします。
「JR九州列車予約サービス」をクリックします。
予約した際に使用したクレジットカードを挿入すると画面が自動的に切り替わり予約した予約情報が画面に表示されました。
領収書なども発行したので5枚発券されました。
【改札】
新幹線口側に「九州新幹線のりば」があるのでこちらの改札口から入ります。
乗車券と特急券を合わせて入れるようになっているようなので2枚重ねて入れます。
今回乗車する「つばめ312号」10時40分発
プラットホームは11番線のようです。
改札口を入ると右側にファミリーマートがあり、こちらでお土産とお菓子、飲み物を購入しました。
大きなくまモンの上半身がドカンとあり、ちょっとびっくりしました。
こちらのエスカレータでホームに上がってみたいと思います。
【JR九州新幹線 つばさ】
プラットホームにある「くまもと」を記念にパチリしてみました。
新たな九州一周の旅(36ぷらす3)(公式HP)の案内が掲示されています。(何だかすごい車両のようです)
電光掲示版を見ると11番線は「つばめ」が主に停車するスケジュールとなっているようで、10時40分の「つばめ312号」が出た後、2時間程余裕があるようです。
本来であれば「つばめ314号」があるのだと思うのですが、当日は運休だったのかは不明です。
新幹線プラットホームに上がってくると既に「つばさ312号」が停車していました(出発の25分前)が、まだ乗車することが出来ずドアは閉じた状態となっていました。
乗車するまで時間があるのでプラットホームの端まで来て「つばめ」の先頭車両の写真を撮ってみました。
写真を撮っていると隣の12番線に「さくら548号」が入線してきました。(10時21分発)
熊本駅で運転手の方が一名追加で乗車されて行きました。
8両編成のさくら号が新大阪へ向けて走っていきました。
出発の10分前になると「つばさ312号」のドアが開放され乗車することが出来ました。
ドアの入り口には木で作られたゴミ箱を発見。(おしゃれな感じです)
通常このような公共交通機関に木で作られたゴミ箱があるのは初めて見ました。(観光列車であればありそうですが)
5号車デッキ部分には洗面台、男性用トイレ、多目的男女兼用トイレ(車イス対応)がありました。
清潔な洗面台
男性専用トイレ
多目的男女兼用トイレ(とても広く作られており新幹線車内ではないような感じです)
4号車には荷物置き場が設置されていました。
車内の様子(片側2列)
木を主体に作られた車内は温もり感がありさらに高級感漂う雰囲気がありました。
座ってみるとシートには厚みがあり、ふわふわとした感じで長時間座っていても全く疲れを感じさせないシートではないかと思いました。
普通席にいるのではなくグリーン車にいるのではないかと錯覚させられる雰囲気の車内空間です。
シートピッチは広めです。
普段飛行機(エコノミー&LCC)に乗っている感じからすると考えられないぐらいの広さです。
テーブルは肘掛の部分に収納されており必要時に取り出しするような仕組みとなっていました。
テーブルを出すとこんな感じです。
定刻にJR熊本駅を出発し、JR博多駅に向けて出発です。
JR博多駅到着5分前ぐらいになると新幹線の車両基地(JR博多南駅)が見えてきました。
JR熊本駅を出発し、お菓子を食べながら外を眺めていたらアッという間にJR博多駅に到着となりました。
約50分の新幹線の旅の終わりです。
隣のホームには「のぞみ26号」東京駅行(11時39分発)が入線していました。
乗車してきた「つばめ312号」を眺めながらエスカレーターを降りて地下鉄(福岡市交通局)に乗り換えて福岡空港へ向かいます。
今回の内容をYOU TUBEにUPしておりますので宜しかったらご覧ください。
【まとめ】
今回初めてJR九州新幹線に乗車してみましたが、つばさ車内の豪華さに驚きました。新幹線にも関わらず座席が2列+2列の為、車内通路がとても広くすれ違いも比較的容易にできることや、木を使った温もり感、シートデザインの多彩な展開など落ち着き感溢れる車内となっていました。
JR特急有明が走っていた時代は、熊本ー博多間を1時間20分前後かかっていた所要時間が「みずほ」を利用することで、約35分前後で行けるようになりとても近くなったのではないかと思いました。