子供の夏休みの自由研究で飛行機が飛ぶ仕組みを知りたいということで、千葉県成田市にある「航空科学博物館」(公式HP)に行って来ました。
当初、母親と息子の二人で公共交通機関を使って行く予定だったらしいのですが、私の休みの時でも良いということになり結果、車で行って来ました。
「航空科学博物館」は2019年8月1日よりリニューアルしたようで、去年行った時と内装が変わっていました。映像での説明があったり、プロジェクションマッピングを取り入れた説明があったりと現代の技術を使った博物館となっていました。
夏休みではあったのですが、平日ということもあり比較的ゆったりと観れた感じがしました。当然夏休みということもあり子供達はたくさんいました。
【航空科学博物館】
3階展望台より撮った写真
車で来た場合200台程止めれる無料駐車場があります。屋外展示場の飛行機が数機みえます。
ジェット機、プロペラ機、軽飛行機、ヘリコプターなど20機ほど展示されています。
お金を払ってプロペラ機のプロペラのスタート・ストップ動作を体験できる飛行機もあります。
リニューアルした館内です。
リニューアルする前は、お土産売り場がもう少し張り出して陳列棚があったように思いましたがすっきりとした感じがします。
入口入って左側にエアーバス380の模型が展示されていました。
お土産売り場①
お土産売り場②
リニューアル後、入館料が上がり、大人700円、子供200円となっていました。
割引一覧の中にあるカードを提示すると2割引きになるようです(6名までが対象)
保安検査場にある検査機を通って入場します。
ガイドツアーや体験が出来るコーナー(公式HP)があります。
有料だったり整理券が必要だったりするので注意が必要。
本日は、平日ということもありまだ予約が出来るとの事でしたが時間が合わなかったので諦めました。
実際過去に使用していたB747(ジャンボ機)です。
ガイドツアーを申し込むと機内に入る事ができます。なので基本的には入る事ができません。外観を眺めるだけとなります。
1階の館内にはいると目に入るのが正面上部に宙づりになっているB747-400型の飛行機
アンチコリジョンランプや翼端ランプが光ったりします。
エンジンの説明をプロジェクションマッピングを使い解説してくれます。
昔は、パネルを見てただ読むだけだったのがリニューアル後はプロジェクションマッピングと連動して解説が行われます。とても分かりやすくなっていると思いました。
ジャンボ機を輪切りにした状態。こんなに大きいんだなぁと思いました。
子供の自由研究には持って来いのパネルです。大人にも勉強になります。
ガラスケースの中には映画「ハッピーフライト」で使用した宣材があります。
モックアップされた機材の中にも展示されているそうです。
こちらがモックアップ内の座席。昔で言うANAのスーパーシートでしょうか?
モックアップ後方にあるギャレー
モックアップ内の操縦席
映画「ハッピーフライト」で実際に使用されたそうです。上部にはサインがあるので映画に出演された方達のでしょうか?
1階から2階にあがる途中にジャンボジェット機の操縦にチェレンジ出来るブースがあります。
先程の操縦席で操作すると飛行機が旋回したり上昇したり下降したりし連動します。
リニューアル後出来た大型スクリーン
空港を支えるお仕事をするスタッフ達を紹介するスクリーン
いろんなセクションで働く空港職員の様子を学ぶことができます。
こちらのパネルで学びたい職員を選びます。
自分の写真を撮って大型スクリーンに合成で映し出す事も可能です。
空港のチェックインカウンターで預けた受託手荷物の行方を映像化したコーナー
バーコードのタグをスキャンしながら目的地のコンテナまで仕分けしている様子が分かります。
空港で駐機している時の機内の電源バックアップ方法の説明
エンジンを必要とするAPUとターミナル電源ケーブルを接続するGPU
二酸化炭素の排出量がこんなにも違うのかとびっくりさせられます。
写真では分かりづらいですが、成田空港の模型
手前の滑走路がA滑走路(4000m)になります。
3階展望台に出るとA滑走路が見えます。
ちょうど香港行きのキャセイパシフィック航空が飛んでいきました。
3階の展望台より5階の展望展示室を写してみました。
4階には展望レストランもあります。
5階展望展示室
こちらからもA滑走路が見えます。
展望展示室は円形になっており、管制業務で過去に利用されていたと思われる操作卓が展示されていました。
時間帯によっては、スタッフの方がこちらで、飛行機の事や空港の事について説明をしてくれます。今回は、時間が合わずスタッフの方がいませんでした。
1階にDC-8フライト体験(公式HP)が出来る場所があります。
1席100円で体験出来るのですが、時間の都合上今回は見送りました。
【まとめ】
子供の勉強の為と思い2年ぶりに航空科学博物館に来てみました。
8月1日にリニューアルしたということで館内の内装が変わっており、2年前に比べると館内がすっきりとしたイメージがありました。2年前の映像(ビデオ)を自宅に帰って振り返ると、展示物が至る所に配置されており館内がごちゃごちゃした感じからそのように思ったのでした。
時代の流れからなのかプロジェクションマッピングを用いた形で説明する展示物(エンジン)があったりして、とても迫力がありさらに説明が分かりやすくなっていました。
子供が大きくなってフライトシミュレーターなどが出来ると面白いなぁと思いました。
コメント