2021年4月16日、福岡空港~羽田空港に戻るのにANA256便(14時20分発)を利用しました。
新しくなった福岡空港のターミナル内を少し散策してみましたので簡単に紹介してみたいと思います。さらに保安区域にも新しくカードラウンジTIME(サウス)が開設されたのでこちらも紹介してみたいと思います。
目次
【福岡空港】
JR博多駅から福岡市営地下鉄に乗車し福岡空港駅にやってきました。
所要時間:5分~6分/料金:260円(大人)
改札口を出ると正面にエスカレーターが2基あり、1基目は1階(到着口・航空会社チェックインカウンター)へ向かうエスカレーター、2基目は2階(出発保安検査場)へ向かうエスカレーターに分かれています。
今回は「Skipサービス」搭乗を利用するのでチェックインカウンター(1階)には寄りません。
吹き抜けになっている天井はガラス張りになっており、外の光を取り入れているので館内はとても明るくてさらに開放感があり素敵な作りになっていると思いました。
エスカレーターで2階に上がってくると正面に大きなフライト情報が表示されている電光掲示板が見えてきます。
今回搭乗するANA256便の搭乗ゲートは8番のようです。保安検査場に近い場所なのであまり歩かなくて良いので助かります。
エスカレーターを下りた右側(フライト情報電光掲示板)は北エリアになっています。
北エリアには《ANAラウンジ》(写真手前側)と《JALサクララウンジダイヤモンド・プレミアムラウンジ》(写真奥側)があります。
エスカレーターを下りた左側(フライト情報電光掲示板)は南エリアになっています。
福岡空港のターミナル案内を見て昼食時間帯なのでとりあえずはレストランを探してみたいと思います。
現在いる2階(出発保安検査場)にはレストランの文字がなかった為、3階もしくは4階に行ってみたいと思います。
※レストランの表示はありませんでしたが「フードホール」の文字で飲食店があるのが後で分かりました。
【3階 レストラン】
3階に上がってくるとレストラン街とラーメン滑走路や売店があるようです。
こちらが「ラーメン滑走路」
滑走路(通路)の両脇にラーメン店が数軒入っており名称が空港らしいと思いました。
滑走路横には9軒のラーメン店が出店しているようです。
9軒も入っているとどこのお店に入ったら良いのかものすごく迷いこの滑走路を2往復してしまいました。(事前に調べておけば良かったと後悔しました)
迷いに迷った挙句、こちらの「博多 一幸舎」にしました。
店員さんの活気溢れるお店でした。
こちらのお店の定番と言われる「ラーメン」を注文しました。
※王道の味/油を控えながらもしっかりとコクのあるスープ
3階の南側にも数軒お店があるようです。
【2階(出発階)レストラン】
2階にはフードコートとして「the foodtimes」があります。
現在は8店舗がこちらのフードコートに入っているようで「うどん・肉料理・ラーメン・カフェ」などを食べられるようです。
フードコートとは思えないおしゃれな作りになっていました。
今度、福岡空港に来た時には利用してみたいと思います。
【4階 展望デッキ】
4階に展望デッキがあるとのことで見に来てみました。
2019年8月に来た時は確か工事中で展望デッキは縮小?していた記憶があり利用しませんでした。
4階の展望デッキに上がってくると正面に半円形をした大きなウッドデッキが見えてきます。
当日は、雨が降っていたこともあり人がいませんでした。
《展望デッキ:北側》
飛行機の形をした椅子?らしきものがウッドデッキ上にあり、さらにペイントされた滑走路上を走行しているように見立てられているようです。
後で調べたところこちらは「スカイプレイグランド」で飛行機(クッション)に乗ったりして遊べるのだそうです。
「スカイプレイグランド」側から見たスポットの様子(スポット1番~スポット8番)
福岡空港は滑走路、駐機場がターミナルからとても近いので飛行機好きの人にはとても良い空港ではないかと思います。
北側から着陸する飛行機が見えるので南風運用時はこちら側で見ていると飽きる事がないと思います。
南風運用時はこちら側から離着陸するので出発機、到着機を見る事が出来て楽しいと思います。
《展望デッキ:南側》
幅広く作られたウッドデッキ(左側の建物はソラガ・ミエール)
展望デッキ南側から見た風景(スポット9番~スポット12番、沖止めスポット)
9番スポットにANAの飛行機が入ってきました。
奥側に見える建物は国際線ターミナルになります。
「SORAGAMIAIR(ソラガ・ミエール)」
熊本工場から直送したビールが飲めたり、長崎・対馬産のアナゴや鹿児島産の黒毛和牛、宮崎名物のチキン南蛮など九州の食材を使用した料理を提供してくれるレストラン
4階から2階の出発保安検査場に下りてきてそろそろ検査場を通過し保安区域に行きたいと思います。
今回の搭乗ゲートが8番なので「北保安検査場」にやってきました。
入口に自動検温装置があるので自分の体温を測り問題がないかチェックをします。
保安検査場を通過すると正面に8番搭乗ゲートが見えてきます。
2021年1月にオープンしたばかりの「カードラウンジTIME(サウス)」に行ってみたいので直接カードラウンジに向かってみたいと思います。
【カードラウンジTIME/サウス(保安区域)】
【ANA256便搭乗】
出発時間の40分前になったので「カードラウンジTIME(サウス)」より戻ってきました。
出発の20分前になり事前改札サービスの後、「グループ1」からの搭乗開始となり、後方窓側だったので「グループ1」として搭乗しました。
ANAでは、機内イヤホンは現在シートポケットには配備されていないのでこちらの搭乗口に設置してあるケースから持っていかなければなりません。
機内持ち込み荷物を床に直接置きたくない場合用に足元収納袋もこちらのケースから持っていくことになります。
アルコール消毒液もこちらに設置されているので手指の消毒をして機内に向かいます。
今回の機体はB787ー8(機体番号JA825A)になり、これまで一度もB787には乗ったことがなかったので今回が初搭乗となります。
3-3-3の配列になっており、335席あります。
今回の座席「35A」
この飛行機には液晶モニタはついていないようです。
168cmの身長が座るとシートピッチはこんな感じになります。
肘掛け内側にコントローラーがあり、音楽サービスを聴くことができます。
ここ最近はスマホを持ち込むので特段これらの音楽サービスを受ける事がなくなりました。
テーブルの裏側にコントローラの使い方の説明がありますので参考にできます。
B787に採用されている電子サンシェード
他の機種で使用している窓の上からプラスティックのサンシェードをおろすようにはなっておらず電気的な信号により濃淡を作るようになっているようです。
電子サンシェード「OFF」の状態
電子サンシェード「ON」の状態
先程のボタンを段階的に押す事で窓の色に変化が起き外からの光を和らいでくれます。これまでのプラスティックサンシェードのように完全に外が見えなくなる訳ではなく景色が見えるので最高です。
急遽予定されていた機体が変更されたそうで人によっては座席が変更されたそうです。このようなアナウンスがありました。これと関係があるかどうか分かりませんが、当日の午前中まで空きがあったと思われる35C(通路側)に実際搭乗してみるとこの35Cに座られた方がいたので機材変更による影響を受けた方が座られたのではないかと思いました。
定刻にプッシュバックしていると着陸してくる飛行機が見えてきました。
南風運用時の離陸(16)は、ターミナルから滑走路までの距離が短くて済むので離陸機、着陸機が少ない場合は直ぐに離陸ができるので時間短縮で良いと思います。
離陸後、5分間位南側に向かって飛び続けその後、左に旋回し東に向かって飛んでいきました。
離陸後1時間10分ぐらいで羽田空港周辺まで飛んできました。(浮島IC付近)
15時45分に着陸しました(定刻より25分早着)
第2ターミナルのスポット60番にブロックイン
ANAでは新型コロナウィルス感染拡大防止の為、座席別で降機するように対策を講じられており後方に座った当方はしばらく降機まで待たなければなりません。
ここ最近は、みなさん慣れているのか客層が良かったのか分かりませんが、客室乗務員が降機に際し座席順とアナウンスをしているにも関わらず立ち上がっている人を見かける便がありましたが、今回のお客さんの中にはそのような方達は見受けられませんでした。
スポット60番は、比較的到着口に近い場所なので思ったほど歩かなくて良かったです。
この飛行機が今回搭乗した飛行機
こちらのエスカレーターで1階におります。
福岡空港で受託手荷物を預けた方達は、4番レーンより荷物が出て来るようです。
受託手荷物を預けた方は、真っすぐ進むのですが、預けていなければ左側のレーンより出口に向かいます。
受託手荷物を預けた方はこちらのターンテーブル「4番」から出てくることになります。
保安区域から出てきた後、到着便の情報を見るとANA256便は15時45分になっており20分早めに到着できたようです。
【東京モノレール】
東京モノレールの改札口は地下1階にあり、北側、南側にそれぞれ改札口が分かれています。
所要時間:19分(空港快速)/料金:500円(大人)250円(子供)
運良く、空港快速が停車していたので空港快速で浜松町駅に向かいます。
始発駅という事もありか、まだお客さんが誰も乗車されていません。
【まとめ】
福岡空港を10年前ぐらいに利用した時は、ターミナルの場所によっては古い建物を使っていた記憶がありますが、ここ数年で改築工事をおこなっていた事もあり、新しくターミナルが出来上がっているようでした。
その一環なのか分かりませんが保安区域内にカードラウンジが新規で開設され搭乗時間ギリギリまでくつろぐことが出来るなど利用者にとっては快適性が向上されるのではないかと思いました。
展望デッキについては床面をウッドデッキで作られた事で温かみを感じれる作りになっており、さらに子供達が遊べる「スカイプレイグランド」が作られるなどして飛行機の乗らなくても家族で来て遊んで帰る事が出来たりするのではないかと思いました。