北海道(新千歳空港から20分)で初めてのカヌー体験【自然体験工房うえなえ村】

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北海道旅行に行った2019年7月22日に初めてのカヌーを家族で体験してきました。

5日間北海道に滞在する中で、日程的に都合が良いと思われる1日目が旅行の日程上良いと思われ、可能であれば新千歳空港に近いところでカヌー体験ができるところを探していました。

しかし、12歳になる娘がカヌー体験はやりたくないと言い出し、家族4人でのカヌー体験は不可能かと考え事前予約を入れることを断念しておりました(熱帯低気圧で天気が悪くなる可能性もあった為)

北海道に入った1日目、新千歳空港に着いて天気はさほど悪くなく(但し風は少し強め)これだったらカヌーが出来るのではと思い(この時点でも娘はやらないと断言)←ひょっとしたらカヌー乗降場に行けば気が変わるかもと期待を込めて、とりあえずカヌー体験が出来ると思われる乗降場に行ってみることにしました。

HPで検索をして見つけておいた乗降場に新千歳空港から(レンタカー)20分程で着いたのですが、ただの駐車場とカヌー乗り場があるのみでガイドツアーを主催する事務所などは一切ありませんでした。やはり予約をしていかなかったのでガイドツアースタッフは誰もいないんだなぁと思い、乗降場でとりあえずHPで検索したガイドツアー会社に連絡をしてみるとカヌー体験は出来るものの2時間後でなければ準備が出来ないと回答を貰いました。現時点の時間は11時過ぎ、予約可能な時間は13時から。

このまま2時間この場所にいても仕方がないと思っているところ、カヌー乗降場にたまたまいらした「自然体験工房うえなえ村 代表の多田さん」から声を掛けられ「今1組カヌーを出すので僕のところで良ければカヌー体験対応可能ですと話をしてくださいました」9歳になる息子は、カヌー体験をやりたく、妻もせっかく来たのであればカヌー体験をやってみたいと思っていたので、12歳の娘はレンタカーの中で待っていても良いとのことだったので無理を言って、現場で申し込みをお願いしました。

ガイドツアーの多田さんも、カヌーなどの準備をする為に、乗降場から車で事務所に戻りカヌーを取りに行って頂き、15分後に再び乗降場に戻ってきて頂きました。

そんなこんなでなんとか多田さんの計らいで、家族3人で(娘は車で待機)カヌー体験を始める事となりました。

今回初めてとの事で体験コースを選びました。

体験コース【美々川カナディアンカヌー体験75分コース】:料金 大人4000円、小学生2500円

【自然体験工房うえなえ村 公式ページ】

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【カヌー乗降場(駐車場)】

HP検索で探したカヌー乗降場

ここに常時ガイドツアーの方がいらっしゃるのかと思い現地に来てみたものの、やはり事前に予約をしていないと、いきなり現地での申し込みは不可能だと判明しました。

とりあえずレンタカーを駐車場に止めて、カヌーのコース図があったので見ることにしました。

【カナディアンカヌー体験準備】

今回急遽、カヌー体験を可能にして下さった「自然体験工房うえなえ村の多田さん」

まずはライフジャケットを装着します。

写真右下にある防水バックに貴重品など濡れては困るような物を入れてカヌーに乗せることが出来ます。

こちらはスマホ用防水ケース。

こちらも無料で貸し出していただけます。

今回、多田さんに急遽事務所から運んで頂いたカヌー1隻

3人の場合、前後に大人が座り、子供が真ん中に座るスタイルのようです。

カヌーに乗る前に、パドルの持ち方、漕ぎ方をガイドツアーの多田さんから教えていただきます。

レクチャーを受けたところでカヌーに乗船です。

正面が下流になるそうです。

しかし当日は残念ながら南風が強く下流から上流に向かって風が吹いているのでガイドツアーの多田さんがおっしゃるには、水の流れに沿って下流に行くのですが、風が進行方向とは逆に吹いているので下流に向かっていくのは、かなり苦労するのだそうです。

【カナディアンカヌー体験】

実際にカヌーに乗って下流に向かっていきます。

まずはパドルの使い方を練習し、どのようなパドルの漕ぎ方をすれば、船首がどちらに向くのかを理解して漕いでいきます。

下流は写真正面なのですが、風が下流側から吹いて来るのでなかなか前に進めません。

またカヌーの船首が風に流されて草むらに激突して身動きが取れなくなってしまうことが多々ありました。

このような場合、安定性を持たせるため、カヌーとカヌーを連結し2隻として進むと安定性が増すとのことでこの先で連結をする事にしました。

ガイドツアーの多田さんがおっしゃる通りカヌーを2隻にすると安定感があり、進行方向がぶれることなく真っすぐに進むことができました。

スタート地点から2km程下流に向かったところで向きを反転にし、連結していたカヌーを元の1隻に戻し今度は、上流に向かってスタート地点に向かいます。

風向きが追い風になった事で楽になるかと思いきや、やはり女性(妻)と子供だけでは、進行方向がぶれてしまい、なかなか真っすぐ進むことができません。

船首が右に左に蛇行を続けながらスタート地点にゆっくりと進んで行きます。

風が強くなければ本来の姿は、のんびりと景色を眺めながら写真を撮ったり出来るそうなのですが、この日ばかりは、うまくいかなかった感じです。

初めてのカヌー体験でまさかこんな辛くなるとは思いませんでした。

第二美々橋が見えてきたのでスタート地点であるゴールが見えてきました。

橋の下に入ると若干風がやわらく感じでこれが本来の姿なのかなぁと思い、少し漕ぎやすくなった感じがこの場面に訪れました。

約1時間程の体験コースでしたが、大人も含めとても楽しく過ごせた時間となりました。

【まとめ】

念願であったカナディアンカヌー体験が出来満足した時間でした。しかしながら風が強く四苦八苦しながらの体験となりちょっと残念な面もありましたが貴重な体験が出来たと思いました。

また急遽にも関わらず対応して頂いた「自然体験工房うえなえ村の多田さん」には大感謝です。

今回は体験コースとなりましたが、もう少し深く体験することも可能なようで180分コースもあるのだそうです。これに参加すると車で上流に向かい上流から今回のスタート地点まで下ってくるのだそうです。

しかし川幅が狭く、水の透明度があがり、鳥も生息しており運が良ければ観られるとのことでした。また木々の中を通り木々に覆われているので下流程の風も強くなく走行できるのはないかと多田さんがおしゃっていました。

今回ご一緒したもう1組の方達は、180分コースを申し込まれているとのことで我が家と解散した後、上流に向かって行かれました。またどこかでカヌー体験が出来る機会があったら、今回学んだパドルの漕ぎ方を覚えておき活かしていけたらと思いました。

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