2022年10月15日(土)から1泊2日で「ホテル日航成田」に宿泊してきました。今回、特に成田空港から飛行機に乗る為に前泊するとかではなく、単純にこのホテルに宿泊する為だけにやって来ました。
オークラ ホテルズ & リゾーツ、ニッコー・ホテルズ・インターナショナル、ホテルJALシティで利用出来て入会金・年会費無料の会員プログラム
《メンバー会員特典》※会員にはその他「ロイヤル」「エクスクルーシィヴ」があり
(ホテル日航成田の場合)
①宿泊割引価格
②ボトルウォーター(同室全員)
③ウエルカムドリンク
④駐車場無料(14日間)
⑤ディナーショー優先予約
⑥レストラン20%割引(コーヒーラウンジとほかけ鮨は10%オフ)
《車利用の場合》
東関東自動車道 成田インターチェンジ(成田I.C.)より所要時間は約5分
ホテル敷地内に500台の駐車スペース
◆宿泊の場合
普通車500円/24時間毎
One Harmony会員の場合無料(14日間)
◆レストランの場合
6時間まで無料(超えた場合330円/1時間毎)
【ホテル日航成田】
東関道自動車道の成田I.C.を出て約5分でホテル日航成田の駐車場に着くことができました。この当日、P2・P3駐車場は閉鎖されているようで、全ての車両がP1に駐車するように案内図がありました。
P1駐車場はホテル正面玄関に近いのでとても便利な駐車場です。車を駐車後横断歩道を渡り館内に入りチェックインに向かいます。
ホテルの玄関に入るとアルコール消毒液と検温装置が設置されており、終わるとスタッフの方が空いているフロント(チェックインカウンター)に誘導して頂きました。
チェックインの際に「One Harmonyメンバー会員」の特典である、ウエルカムドリンク券4枚と宿泊プランに組み込まれている朝食バイキング券4枚(東館1階:セリーナ)を頂きました。
こちらのミネラルウォーター4本も「One Harmonyメンバー会員」の特典としてチェックインの際に頂くことができました。
フロント後方(玄関入口横)には、無料送迎バス(ホテル→成田空港)の案内板があるので空港まで行く場合は出発時間の確認をすると良いと思います。
※第3ターミナルへの無料シャトルバスは運行時間が限定的なので確認が必要です。
ホテルからは成田空港だけではなく、JR成田駅(一部イオンモール)までの無料シャトルバスも運行されています。
フロント横には、写真のような広めの待合場所があります。無料シャトルバス待ちやチェックイン・チェックアウト時に連れの方の待ち場所に良いと思います。
フロント1階に成田空港の出発便・到着便のフライト情報がディスプレイ表示されていたので当日のフライト状況が確認出来て便利だと思いました。
フロント横には「TRANSIT」の木彫りが印象的です。海外の子供がこの隙間に入って写真を撮っていました。
チェックイン終了後、エレベーターを使用して9階へと上がっていきます。(エレベーターは4基あり)
エレベーターを降りて部屋へと繋がる通路
高級感があり通路の幅が他のホテルより広めに作られている印象でした。
【J-Styleファミリールーム】
今回、案内された911号室
「J-Style」というだけあってドアを開けると目に飛び込んでくる障子
日本式(和室)の部屋なので靴を脱いで上がります。
玄関のドアを開けると壁にはハンガーが配置されています。
「沓脱石」(くつぬぎいし)が設置されており純和風の雰囲気が最高です。海外から来日された方達に日本文化を触れられるように配慮されたのでしょうか?
靴を脱いで部屋にあがると正面にモダンな座椅子とテーブルが配置されており、その奥には布団が敷いてあります。畳は美草を使用した琉球畳が敷き詰められ和モダンの雰囲気が演出されています。
テーブルの下はなんと掘りごたつが採用されており、座っていても足に負担がなく家族や友達がこのテーブルで食事をしたり、会話をしたりするにはとても便利な作りだと思いました。
我が家は食事後のデザートを食べたり、お菓子を食べたりなどこのテーブルがとても役に立ちました。ノートパソコンを広げたり、子供達は長時間スマホでyoutubeなど観ていました。
掘りごたつの床は、なんと床暖房になっており贅沢な作りになっています。さすがに宿泊した10月には床暖房の必要はなかったのですが、これから冬に向かっていく季節にはとても重要な床暖房だと思いました。
テーブルに座りながらコンセントが使う必要があれば1口コンセントがあったり、USBポートがあったりするので長時間このテーブルに座っていても疲れ知らずだと思いました。
「J-Styleファミリールーム」はとことん和を取り入れた部屋の為、ベッドを採用しているのではなく寝室スペースには最初から布団が敷いてあります。
小さなお子さんがいる家族は段差があるベッドではないことから、安心して寝室スペースで遊ばせることが出来るのではないかと思いつつ、また海外から来た外国人の方も和の文化である布団で寝れることは良い思い出になるのではないかと思いました。
この布団は既に洋客室で使用した実績があり好評だったことからこちらの部屋でも採用されたようで、敷き布団には「エアウィーヴ 四季布団」・掛け布団は「エアウィーヴ ハイパーダウン」を使用しているのだそうです。
敷布団はふわふわしていてとても柔らかく横向きになったときに楽に寝返りができるような敷布団で朝までぐっすりと眠る事ができました。
布団の頭付近の壁には、部屋の電気が制御できるスイッチ類又はUSBコンセントがありスマホ、タブレット類の充電に調歩できるような設備となっています。
寝室スペースにもハンガーが準備されているので安心です。
壁には49型液晶テレビが設置されており大画面でテレビをみることができ、天井には幾重にも糸を重ねたイメージの繊細な和のデザインのペンダントライトがあります。(写真撮影当時、あいにく照明の電気をいれずに写真を撮ってしまいました。)
ミニバーには「ほうじ茶・緑茶」の2種類のティーバックが用意
棚の上には「消臭・除菌・抗菌スプレー」が準備されており、ブロードバンドインターネット接続ケーブルも準備されていました。
75ℓの容量をもつ冷蔵庫(コンビニで購入したペットボトルやデザート類を入れていました)
篭の中にはバスタオル・フェイスタオル、下段には部屋で利用できる使い捨てスリッパが用意されていました。
部屋の窓からはこんな感じで景色が見え、成田空港第3ターミナルが近く、B滑走路も近くにあることから飛行機のタキシング、A滑走路・B滑走路に離発着する飛行機をみることができました。
さらに京成線・JR線の線路も部屋から少しだけ見える(トンネルとトンネルの間)ので電車の往来をみることもできます。
こんな感じで子供は飛行機を見たり、電車を見たりして楽しんでいました。
「J-Style ファミリールーム」を改修する際にはバストイレも全てリニューアルされたとのことでとても綺麗ででした。
あえて要望をいうのであれば日本式にこだわるのであれば、ユニットバス形式ではなく、洗い場のあるお風呂にして欲しかった感じがしました。
ウォシュレット付きトイレ
アメニティグッズは「歯ブラシ、クシ、シャワーキャップ、綿棒、髭剃り」
チェックインの時に朝刊のサービスがあるということだったのでお願いしていたところ、翌朝ドアノブに袋に入った朝刊がぶらさげてありました。
【9階フロアの施設】
エレベーターホールの横に「製氷機」と「有料放送用券売機」
ソフトドリンク&アルコール自動販売機
【1階施設】
フロントデスク横に、くつろげるスペースあり。
パソコン2台とプリンタ2台(利用については20分/100円)
※宿泊者については初回の20分のみ無料で利用可能(スタッフへの申し出が必要)
入口の右手には「コーヒーラウンジ」があり、ホットサンド、飲み物、季節のケーキ、軽食などを食べることができます。
コーヒーラウンジで提供される軽食が写真付きで案内されているのでとても分かりやすいと思いました。
写真には写っていませんが奥側にテーブル席、手前側にカンターがありカウンター席にはタブレット端末が設置されており自由に利用することができます。
今回「One Harmony」特典の一つであるウエルカムドリンク券をこちらのお店で使うことにしお店のスタッフの方に利用したい旨申し出ると専用?のメニューを出してくれました。
滞在中に利用するタイミングがなく、チェックアウト後でも利用することが出来たので利用券が無駄にならなく助かりました。
オレンジジュースとアイスコーヒー
アイス抹茶ラテ
宴会場連絡通路に喫煙所(24時間利用可能)もあります。
宴会場連絡通路に24時間営業のローソンもあり便利です。
(通常の町中にあるローソンと品揃えは一緒でした)
【朝食ビュッフェ(レストラン セリーナ)】
【無料送迎バス(成田空港へ)】
【まとめ】
今回宿泊した「J-Style ファミリールーム」はデザイナー高木雄一郎さんがデザインされ和のテイストがふんだんに取り入れられ、ただの和室とは違い壁紙や照明器具にも力を入れられたようで海外から来た外国人の方が宿泊された場合、和のテイストを感じられ喜ばれるのではないかと思いました。
外資系のホテルなどよくありがちな部屋の照明が薄暗く、これ以上部屋を明るくできないの?と思うことが他のホテルではありましたが、こちらの部屋はたくさんの照明があり、とても明るく過ごしやすく感じました。
またこちらのホテル日航成田は、成田空港に近い立地にあることから飛行機の離発着などを部屋越しにみることができるので飛行機好きの人にはたまらないホテルではないかと思いました。さらにフライトレーダーアプリや航空無線などを利用しながら飛行機を見るのは至福のひと時かもしれません。