2022年10月27日(木) 大分空港から成田空港までピーチ航空(MM362便)を利用して戻ってきました。(出発時とあわせて帰路も同じくピーチ航空を利用)
成田空港では沖止めとなり連絡バスで第1ターミナルまで戻りました。これまで利用したLCCと言えば第3ターミナルのみでしたが今回第1ターミナルへの連絡バスに乗車するのは初めてだったので少しウキウキしながらの利用でした。
・便名 :MM362便 大分空港(12時50分発)~成田空港(14時35分着)
・料金 :シンプルピーチ(3590円)+プレジャーシート(690円)+施設料(450円)= 合計4730円
・決済手数料 :600円(クレジット)
目次
【大分空港】
大分空港周辺にあるレンタカー店舗で車を返却した後、徒歩で大分空港まで向かうことにしたので途中の国道213号線から大分空港外観の写真を撮ってみました。
徒歩で歩いていると右側にコンクリートで出来た広場がありましたが、これは2009年10月31日まで就航していたホバークラフトの発着場だったのではないかと思いました。
現在再びこのホバークラフトが再就航(2023年度中)する計画があるようで実現に向けて準備中のようです。
レンタカー店舗から徒歩3分~4分程で大分空港のターミナルに到着することができました。
【大分空港 1階】
ターミナル北側に位置する出入口(朝6時30分~開館)
ターミナル入口に案内図がありましたので現在地を確認してみます。
ターミナル北側にある入口から中へと入ると正面に《JAL》のチェックインカウンターがありその右隣に《ジェットスター》のカウンターがありました。
《ジェットスター》のチェックインカウンター横のエスカレーターを超えた先には《ANA・IBEX・ソラシドエア・ピーチ》のチェックインカウンターが並んでいます。
チェックインカウンターに来た時間ではまだ早かったので搭乗開始時間である11時20分前後に再び来ることにしました。
成田空港からの出発の際、ピーチアプリを利用した搭乗手続きを行ったので大分空港では、自動発券機での搭乗手続きを行いたいと思い紙の搭乗券を発券する事にしました。
自動発券機利用の際には、スマホの画面に表示されるQRコード(2次元バーコード)を表示させておき、自動発券機にある読み取り機にかざすだけで写真の搭乗券が発券されてきます。思ったより簡単に発券できました。
《大分空港足湯》(9時30分~19時00分)
大分空港では源泉掛け流しの足湯(ヒノキ風呂)を無料でご利用することができ、靴下やストッキングをはいたままでも入浴できるビニールソックスが準備されています。靴下やストッキングを脱ぐことなく利用できるのは嬉しいポイントになると思います。
※足拭き用タオル販売(380円)
【大分空港 2階】
搭乗手続きが無事に終わり2階へと上がっていきます。
エスカレーターを降りると左側には《sky cafe azul》があり、こちらのお店では「氷温熟成コーヒー」や「ジェラート」などがおすすめのようです。
その他ソーセージドッグ、大分名物のとり天やからあげなどの軽食も提供
ターミナル北側には《キッズスコーナー》が設けてあり滑り台やお絵描きスペースが準備されているので飛行機に乗る前など子供達を連れて来てたくさん遊ばせるのも良いかもしれません。
待合室の横には大きなショップ《空の駅「旅人」》があります。
(大分の菓子、食品、酒、雑貨をはじめ、旅人限定商品など)
【大分空港 3階】
3階へ上るエスカレーターから2階を見るとこんな感じに見えます。
エスカレーターを降り左側に向かうと壁一面にペンギン(大分空港のマスコットキャラクター マーシャルくん)の絵が描かれたマーシャラーが目に飛び込んできます。
《展望デッキ入口》(6時30分~最終便出発まで)
入口付近には、12コースから選べるフライトシミュレーター(1回/400円)があり壁には大分空港に就航している各航空会社の写真(模型)が紹介されていました。
展望デッキに出ると海・山・空をイメージした階段構造のウッドデッキ調テラスになっており温かみのある作りになっていました。またパイロンはバナナをモチーフにした作りで遊びごころが入っていて面白いのではないかと思いました。
ウッドデッキ横の人工芝エリアには小さな家が設置されており子供が遊べる空間もあり飛行機を見たりしながら遊べるのではないかと思います。
展望デッキに来たタイミングでジェットスター(GK600便)が出発するところでした。
【レストラン街(3階)】
《ビューレストランスカイライン》
郷土料理からランチまで・ご当地グルメをコンセプトにしているレストラン
こちらのレストランで「大分名物とり天定食」(1050円)を注文しました。
下味をつけた鶏肉を天ぷらにした郷土料理です。かぼすポン酢またはゆず塩をつけて食べるとさらにとり天の味が際立ち最高な郷土料理を頂くことができました。
成田空港から大分空港に到着した時間がお昼時だったのでレンタカーを借りる前にこちらのレストランで昼食を頂きました。
《和風レストラン なゝ瀬》
「とり天」「だんご汁」「りゅうきゅう」などをはじめ、うどん・そばの麺類や充実した喫茶も提供しているレストラン
大分の郷土名物料理「だんご汁定食」(1080円)
小麦粉に塩と水を加え、耳たぶぐらいの固さによくこねた後、細長く手延べした帯状のだんごを、里芋や大根など季節の野菜と一緒に煮込んで味噌で味をつけたソウルフード
その他レストラン街には麺類やスープ・餃子などを提供してくる《味噌亭》もあります。
【保安検査場へ】
展望デッキ散策とレストランでの昼食を頂いた後、保安検査場へと向かいます。
保安検査場を通過すると正面に各フライトに対する搭乗口の表示があるので再度変更がないか確認をします。(MM362便は2番搭乗ゲート)
2番搭乗口に向かう通路右側に「ANA FESTA」のショップがあります。
【カードラウンジ くにさき】
【飛行機への搭乗】
12時30分頃になると(出発時間の20分前)機体後方(16列目以降)から搭乗開始のアナウンスがあったので早速搭乗ゲートを通過していきます。
本日、搭乗する飛行機(機体番号JA828P)
前方にはJAL668便(羽田空港行き)の飛行機がプッシュバックをしていました。
今回予約した座席は機体後方の28A(プレジャーシート)
当日は、運良く隣接する真ん中席、通路席には誰も来ませんでした。
身長168cmが座るとこんな感じ(さほど窮屈感はないものの膝を組むには少しきつい印象のシートピッチ)
機体後方(座席28A)からみるとこんな感じに見えます。
外を眺めるとこんな感じ
《機内デジタルサービス》
スマートフォンやタブレットを使いピーチ航空が提供する商品の購入や動画の視聴、フライトマップなどを楽しむ事ができる機内サービスです。(離陸後約5分後~着陸約10分前まで利用可能)
利用するにはWi-Fi接続が必要です。(外部のインターネットへの接続は不可)
シートポケットに入っている機内誌に機内で購入できる商品リストが掲載されていますので参考にすると良いと思います。(事前登録済みであればクレジットカードの決済も可能)
機内誌に記載されている動画コンテンツ以外にも数多くのコンテンツ(バラエティー・アニメ・スポーツ・ピーチオリジナル)が準備されており、機内で購入できる交通チケットの販売もされていました。
テーブルを手前に倒すとこんな感じで利用することができます。
定刻より約5分程早めのプッシュバックとなりました。
離陸後、10分程すると雲の上空に来たことで青空が見え始めました。
大分空港を離陸後、約1時間程すると富士山が見えてきました。
当日は、北風運用(RWY34)の滑走路を使用しているようで九十九里上空からのアプローチとなりました。
【成田空港 到着】
RWY34Lで着陸後、タキシング走行を約5分程続け沖止めの駐機場へとやってきました。すると機内からA380(フライングホヌ)が2機見えてきました。(タキシング中の1機と駐機している1機)
駐機後、ステップ車を降りて連絡バスへと乗り込んでいきます。機体後方の座席だったのでラストバスに乗車します。
連絡バス出発後、今回搭乗してきた飛行機の後方を通過しターミナルへと走行して行きます。
今回の飛行機にはラッピング(太平電業)がされていました。
今度は駐機していたA380(フライングホヌ)の後方を通過しますが、やはり総2階建ての飛行機ということだけあってとても大きいです。
連絡バス発車後、約4分でターミナルの到着口に到着しました。
成田空港から大分空港に行く際に利用した出発ラウンジが右手に見えてきたので、ここの搭乗ゲートを利用したんだと思いながら到着ロビーへと向かいます。
エスカレーターで2階へと上がってくると今度は左手に出発時に利用した保安検査場のブースがガラス越しに見えてきました。この後、連絡通路(直線)をひたすら歩いて手荷物受け渡し場所(出口)へと向かっていきます。
こちらが第1ターミナル国内線の手荷物受け渡し場所になります。今回、手荷物は預けていないので立ち寄らずに通過して行きます。
こちらの出口を出ると保安区域を抜け一般エリアに戻ってきたことになります。
各交通機関(JR線・京成線・バス・タクシー)を利用する場合は2階から1階へと下りて行かなければなりません。
エスカレーターや階段を下りると、よく見る国際線の到着出口につながります。
【まとめ】
今回大分空港では大分の郷土料理(とり天定食・だんご汁定食)を頂くことが出来、とても美味しく頂けたので満足できました。
今回、初めて第1ターミナルから国内線の出発・到着を利用し、こんなルート(動線)を使い国内線を利用するんだということが分かり新鮮な感じで利用することができました。これまでLCCの国内線利用と言えば第3ターミナルのみからの出発・到着だけだったので違った雰囲気を感じ取ることが出来て楽しく利用することができました。