機種変更になったことで液晶モニター付きエアーバスに搭乗(ANA645便《羽田~熊本》)

飛行機搭乗記ブログ

2020年10月22日(木)急遽熊本に行く用事が出来たのでANA645便で羽田空港から熊本空港まで行く事になりました。

搭乗3日前にANA予約サイトを確認するとANAバリュー価格で23000円前後することにびっくりしあまりにも高額な為現在保有しているANAマイルを確認したところ約20000マイルあったので特典航空券で予約をすることに決めました。

ANA645便 羽田空港(9時45分発)~熊本空港(11時40分着)
レギュラーシーズンの為「7500マイル」を使用

また予約した段階では使用する機材はB738だったのですが飛行機に乗る当日スマホにメールが届きA320neoに機材変更される事が分かりました。ただメールをもらった時点では、機材変更なんだと思っていただけで、実際飛行機に乗ると各座席に液晶モニターが搭載されており、いろんな操作が出来るのだと感動する搭乗となりました。

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【羽田空港 第2ターミナル】

仕事を終え羽田空港に着いたのが14時15分頃になり急いで出発階の2階に駆け上がります。

Shop Disneyで販売されているツムツムぬいぐるみを出発階(2階)にある自動販売機で購入できるようです。(クレジットカード・現金・QRコード決済が可能)

お昼過ぎの便ということもありあまり混雑していません。

搭乗する645便に対し液晶表示盤の備考エリアに機材変更の表示がされています。

まずは保安検査を受ける前に検温チェックをしなければなりません。

昔、利用した時の保安検査のシステムではなく新しくなっていました。

搭乗口53番ゲートに向かうのですが、少し喉が渇いたので時間はないのですがカードラウンジを覗いてみたいと思います。

矢印に沿ってひたすら歩いて搭乗ゲート方面に向かいます。

 【カードラウンジ(Power Louonge North)】

【飛行機への搭乗】

今回搭乗する飛行機A320neo(機体番号JA216A)

今回予約した座席番号が機体後方窓側(25A)なのでGroup1となり、最初に機内に搭乗します。

※新型コロナウイルス感染拡大防止策の一環として2020年6月19日より会員向けの優先搭乗を中止し機内のエリア別に設定されたGroup番号順に搭乗する6段階搭乗が実施されています。

アルコール消毒液が設置されているので飛行機に乗る前に手のアルコール消毒をします。

『機内用イヤホン・足元収納用袋』が必要な方は、飛行機に乗る前にこちらから持っていかなければなりません。

搭乗橋操作パネル上部に「搭乗案内」として座席番号(A,B,C H,J,K)の位置が分かるように図柄入りで書かれているので参考になります。

10インチタッチパネル式液晶モニター

今回の飛行機の搭乗者人数はぱっと見た感覚で100名程搭乗されていた気がしました。

一瞬、モニターのリモコンかと思っていたところリモコンではなく照明やCA呼び出しボタンのコントローラーでした。

ここでちょっとしたハプニングが発生です。

なんと座席番号を間違えて座っていたことが判明しました。

同じ窓側でも反対側の窓側に座っていたのでした。

座席番号の数字だけではなく、アルファベットも見なければならないことを反省しました。

こちらが本来予約した座席です。

気を取り直してシートピッチを確認します。

同じ九州に向かうソラシドエアの飛行機が見えます。

ドアクローズ後、機内安全ビデオ「歌舞伎」バージョンが液晶モニターに流れ始めました。

定刻にプッシュバックをして滑走路へ向かいます。

タキシング中は、タッチパネル液晶モニターの操作は一切できません。

RWY05に進入していきます。

RWY05より離陸しました。

離陸後しばらくすると、機内の空気循環について説明が行われました。(高性能フィルターを使い機内の空気は約3分で全て入れ替わるのだそうです。)

機内の空気の流れを動画を使って説明してくれるので空気の流れが良く分かりました。

モニター下部には、《USBポート・イヤホンジャック》があります。

新型コロナウイルス感染症の影響を受け、これまでホットコーヒー&コンソメスープ&リンゴジュース(子供のみ提供していた)の提供を控えていたそうですが10月20日より再開することになったと先日報道されていました。

冷たいお茶とミネラルウォーター、又は子供向け用のリンゴジュースはこれまでも提供されていたそうです。

新型コロナウイルスが流行する前は当たり前のように提供されていた飲み物がありがたく感じました。

2日前から再開されたコーヒーを頂くことにしました。

運よく3列シートを独り占めできたこともあり、容易にトイレに行く事ができました。

機体後方から機内を撮影してみました。空席が目立つもののあまりモニターを活用されている乗客が少ないのだなぁと思いました。

機体後方にある化粧室

これまでの飛行機の化粧室で手を洗う場合、冷水、温水のレバーを片手で押しながら器用に片手ずつ洗っていた記憶がありましたが、こちらの化粧室では手をかざすと自動で冷水、温水が出てきたので効率よく手を洗うことができました。

ただ、水量の勢いが良いためか(水圧が強く水が細い)かなり水が飛び散ってしまいました。

狭い化粧室の中にも「おむつ交換台」があるのにはびっくりしました。

【機内モニター】

離陸後、巡航飛行に入るとタッチパネル液晶モニターの操作ができるようになりました。

思った以上に操作できるメニューの豊富さにびっくりしました。

「機外カメラ」をタッチすると機外に搭載されているカメラで飛行中の前方をリアルタイムで見ることが出来ます。

「オーディオ」をタッチするといろんなジャンルの音楽ソースが出てきます。

「Brand New Sounds」をタッチすると、最近のヒット曲らしき曲名が表示されました。曲名を見て好きな曲にスキップしたりリピートしたり自由自在です。

次は「映画」をタッチしてみました。

すると「アナと雪の女王2」が表示されました。

国内線の機内で映画が見れるとは驚きでした。私の中では、映画を機内で観るには国際線という先入観があったこともあり、羽田ー熊本路線でこのような映画が観れることに少し感動しました。

次は「キッズ」をタッチしてみました。

子供向けのアニメがたくさんあり地上波で放送されているタイトルのアニメがあったりなどして、絶対に子供達には釘付けになること間違いなしだと思いました。

小さな子供がいる家族連れの親御さんにとっては、このアニメを観ることで機内で大人しくしてくれればとてもありがたいのではないかと思いました。

今度は「ビデオ」をタッチしてみました。

こちらは大人向けのコンテンツになります。

地上波で放送されていて一度も観たことがなかった「科捜研の女」を観ることにしました。

番組の最初から最後まで観ているとあっという間に熊本上空まで飛行してきました。

 【熊本空港到着】

熊本周辺の天気が悪いため、地上近くになってもうっすらと雲に覆われており雲の切れ間を見て地上が出てきた瞬間を撮影してみました。

「機外カメラ」に切り替えると滑走路のアプローチライトが見えてきました。

着陸ギリギリでアプローチライトが出てきたので相当視界が悪いのだなぁと思いました。

天気が悪い中、無事に熊本空港に着陸しました。

新型コロナウイルス感染拡大防止の為、降機の際、密にならないような対策が講じられており、プレミアムクラスを含め先に10列までが降機し、その後11列目~20列目の順に降機するようになっていました。

客室乗務員のアナウンスがあるにも関わらず対象外の人も立ち上がり、頭上の荷物棚から荷物を取る行為をする人もいて全くアナウンスを聞いていないのだなぁと思いました。

しかし新型コロナウイルス感染前であれば、シートベルト着用サイン消灯後、みなさん立ち上がり頭上の荷物棚から荷物を取り出す人がたくさんいたにも関わらずほとんどの方達は、順番を守り感染拡大防止策に協力しているのだなぁと実感させられました。

最後の方に降機したので液晶モニターが綺麗に輝いていました。

【阿蘇くまもと空港】

現在、阿蘇くまもと空港は旧ターミナルの改築工事中の為、国内線旅客ターミナルはプレハブの建物で運用されています。(2020年4月7日に移転)

成田空港第3ターミナル(LCCターミナル)のように天井などの配管、配線がむき出しとなっており仮国内線旅客ターミナルは簡素化に作られています。

受託手荷物引き取りターンテーブル

到着ロビー(出口)

熊本市内へ向かうリムジンバス(2番のりば)や阿蘇・別府・大分・高森・延岡方面への路線もあります。

停車しているバスは熊本市内へ向かうリムジンバス(2番のりば)

【各社レンタカー】

【まとめ】

今回、機種変更に伴い液晶モニター付きの機材になりとても満足できました。

今までは国内線の液晶モニターなんて大したコンテンツはないのだろうなぁと思っていたところ、思った以上にメニュー(コンテンツ)がたくさんありさらにプログラムの数も豊富で内容も満足いく内容となっていることから強ち馬鹿にできないなぁと率直に思いました。

これまではスマホがあれば十分だろうと思っていた自分がいて、いざ液晶モニターをタッチしてみると、あれも観たい、これも観たい、この曲を聴いてみようといろんなコンテンツをタッチしているとあっという間に目的地周辺に近づきやっと見つけたコンテンツを見終えることができずに後悔をしてしまうフライトとなってしまいました。

予約の際、予約サイトに機種情報が掲載されているので極力、液晶モニターがついている便を選べるような旅行であればそれも飛行機に乗る楽しみの一つではないかと思いました。